Claude Code × GitHub Actions で自動でPull Requestレビューしてみた
はじめに
Claude CodeをGitHub Actionsと連携することによって、Pull RequestをAIがレビュー・改善提案・バグ指摘できると聞いたので、導入・活用方法・導入してよかったことなどを実践形式で紹介していきたいと思います!!
Claude Codeとは?
Claude Codeは、AIを活用したコーディング支援ツールで、コードの自動生成や修正、バグ修正のサポートを提供します。自然言語で指示を出すことで、プログラムコードを作成したり、既存のコードを改善することができます。主に開発者の作業効率を向上させるために使用されます。
GitHub Actionsとは?
GitHub上でCI/CDパイプラインを構築できるワークフロー自動化ツールです。
- PR作成時・push時に処理を自動実行
- YAMLファイルで簡単に構成
- Claudeなどの外部サービスとも連携可能
Claude Code Actions とは
Claude CodeをGitHub上で呼び出せるようにした機能です。
機能 | 説明 |
---|---|
AIコードレビュー | PRの変更内容を解析し、構文・命名・バグ・規約違反を指摘 |
テスト失敗解析 | CIのログからエラー原因を特定し、対応案を示す |
セキュリティチェック | XSSやSQLインジェクションの可能性を検出 |
導入方法
AnthropicのAPIキーを取得していないと使用することができません
Claude GitHub App をインストール
GitHubにアクセス
1.Configure をクリック
2. インストールしたいものをクリック
3.Only select repositories を選び、対象のリポジトリにチェック
4.Install をクリック
※以下の場所に「Claude」があればInstall完了:
Settings → Third-party Access → GitHub Apps → Installed GitHub Apps
API キーの登録
1.下記場所に移動
Settings → Security → Secrets and variables → Actions
2.「New repository secret」をクリック
3. 以下のように入力
4. 「Add secret」で保存

ワークフロー権限を変更
1.下記場所に移動
Settings → Code, planning, and automation → Actions → General
2.Workflow permissions を以下のように変更
✅ Read and write permissions
3.「Save」ボタンを押す

Claudeを動かすための設定ファイルの作成(claude.yml)
対象のリポジトリに .github/workflows/claude.yml を追加
claude.ymlファイルに下記を記載し、mainにMerge
実際に使ってみた
1. 適当なファイルを作成
2. コミットし、Push
3. Pull Requestを作成
4.Claude CodeのGitHub Actionsが動作し、3~4分後ぐらいにレビュー内容が提出される
5. 下記の様に具体的な修正箇所を提示してくださいます。

6. 指摘された観点を修正してPush
修正したコードを再レビューしてくれてコードの品質に問題が無いことを再度確認してくれ、コードに問題があれば指摘事項を再度作成してくれます。

使用してみた感想
Claude Code × GitHub Actionsの連携により、PRに変更があった際に毎回コードレビューが行われるため、品質を保ちながら効率的に開発を進めることができるようになりました。Claudeが提案する改善案は、コードの可読性、セキュリティ、パフォーマンス面で品質向上に大きく貢献しているので、これからも使用していきたいと思います。