Cursor のインストールとセットアップ方法

要約
Cursor エディタの初期セットアップ手順。キーバインド、AI 言語設定、コードベース機能、拡張機能のインポートなど詳細を解説。
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Cursor は、AI を活用した開発者向けのコードエディタで、コード補完、リファクタリング、バグ検出、ドキュメント生成などをサポートする頼もしいエディター君です。

VSCode などからの設定インポートや SSH 接続に対応し、高いカスタマイズ性と柔軟性を提供します。リアルタイムのコラボレーション機能も備え、効率的な開発環境を実現します。ソフトウェアエンジニアやデータサイエンティストに最適な次世代型エディタなんですね。

最初はHobbyプランでいいかと思いますが、料金について補足しておきます。

Hobbyプランは無料で、2000回の補完と50回のスロープレミアムリクエストが含まれます。 Proプランは月額20ドルで、無制限の補完、月500回の高速リクエスト、毎日10回の特別機能が利用可能です。

ソフトウェアエンジニアである私は、早速インストールして使ってみました。結局開発体験が素晴らしかったので、翌日には PRO 版にしました😅

PRO版契約!!一変の悔い無し
PRO版契約!!一変の悔い無し

公式サイトからダウンロード

Cursor は、こちらからダウンロードします。

セットアップ

インストールすると最初に以下の画面が表示されます。全部英語なので分かりやすいように日本語で解説します。

開発者向けエディタまたは AI 支援ツールのセットアップ中に見られる典型的なオプションを含んでいて、キーバインド、言語設定、コードベース機能、ターミナルコマンドのインストールといった操作が可能です。

セットアップ
セットアップ

Keyboard

エディタのキーバインドを設定するセクションです。

選択可能なオプション

  • Vim
  • Emacs
  • Atom
  • Sublime
  • JetBrains
  • Default (VS Code)

最初の選択肢は「Default (VS Code)」になっています。

Language for AI

AI が使用する言語を指定できます。ここで最初に戸惑うと思うのですが、「日本語」と記入すればよいです。

記入例として、「Svenska(スウェーデン語)」、「中文(中国語)」、「हिंदी(ヒンディー語)」といった例が表示されています。

任意の言語を選択することで、AI がその言語を使用して応答や解析を行います。

Codebase-wide

コードベース全体の質問に対するエンベディングを計算する機能です。

Enabled(有効化): デフォルトでこの機能は有効になっていました。

Add Terminal Command

ターミナルからコマンドを使用してエディタを起動できる機能を追加します。

Install "code" command

ターミナルから code コマンドでエディタを起動可能にします。私は有効にしました。

Install "cursor" command

ターミナルから cursor コマンドでエディタを起動可能にします。

Continue 設定内容を保存して次に進みましょう。

Autocomplete Preferences

Autocomplete Preferences
Autocomplete Preferences

この画面では、自動補完の設定を選択できます。

GH Copilot をインポートすることで、Cursor Tab を上書きできます。GH Copilot は、より強力な補完機能を持ち、以下の特徴を提供します。

  • ミッドライン補完
  • 完全な差分提案

選択肢

Switch to GH Copilot

GH Copilot に切り替えます。そのままですね。

Continue with Default

現在のデフォルト設定のまま進みます。

VS Code Extensions

VS Code Extensions
VS Code Extensions

この画面では、VS Code から拡張機能や設定、キーバインドをインポートするオプションを選択できます。これにより、Cursor の試用を簡単に開始できます。

VS Code で利用している以下を即座にインポート可能です。

  • 拡張機能
  • 設定
  • キーバインド

Data Preferences

Data Preferences
Data Preferences

この画面では、データの取り扱いに関する設定を選択できます。

Help Improve Cursor

Cursor の改善に協力するために、使用データを収集するオプションを提供しています。

収集されるデータ

  • チャットでの質問
  • コードスニペット
  • 編集内容
  • エディタのアクション

設定は後から変更することも可能です。

Privacy Mode

プライバシーモードを有効にすると、質問やコードが Cursor または第三者によって保存されることはありません。この設定により、より高いプライバシー保護が可能になります。

You're all set

You're all set!
You're all set!

この画面では、ログインまたはサインアップを求めています。AI 機能を利用するためにはログインが必要です。

Log In

既存のアカウントでログインします。

Sign Up

新しいアカウントを作成します。

Skip for now

一時的にログインせずに進むオプションです。ただし、ログインなしでは一部の AI 機能が制限される可能性があります。

注意事項

バックエンドの悪用を防ぐため、ログインを推奨しています。

Sign in

ワイは Google を選択した
ワイは Google を選択した

この画面では、サービスにログインするための選択肢が提供されています。

Email

ログインにメールアドレスを使用します。

Your email address

メールアドレスを入力するフィールドです。

Continue

入力したメールアドレスでログインを続行します。

その他のログイン方法

Continue with Google

Google アカウントを使用してログインします。

Continue with GitHub

GitHub アカウントを使用してログインします。

Sign up

アカウントを持っていない場合、サインアップリンクをクリックして新しいアカウントを作成します。

初期画面

初期画面
初期画面

この画面では、作業を開始するための選択肢が提供されています。

Open a folder

ローカルのフォルダを開いてプロジェクトを開始するオプションです。クリックすると、フォルダ選択ダイアログが表示されます。

Open with SSH

リモートサーバーに SSH 接続を使用してプロジェクトを開くオプションです。リモート環境での作業を行いたい場合に選択します。

Composer タブ

Composer
Composer

この画面では、コード編集や AI を利用したサポートが可能な Composer タブが表示されています。

編集対象ファイル

README.md

現在編集しているファイル名がタブに表示されています。ファイルの切り替えや新規ファイルの作成が可能です。

操作ガイド

ショートカット
  • Edit code (⌘I): コード編集モードを開始します。
  • @ to mention: メンションを挿入します。
  • ⬆⬇ to select: 項目を選択する際に使用します。

AI モデル

モデル選択

最初に選択されている AI モデルはclaude-3.5-sonnetです。必要に応じてモデルを切り替えたり追加機能を利用できます。

操作モード

normal / agent

現在のモードはnormalで、必要に応じてagentモードに切り替えることが可能です。

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