
本番DBも怖くない。読み取り専用DBビューア「Miruco」の使い方
はじめに
「ちょっとテーブルの中身を確認したい」——そんな場面、エンジニアなら日常茶飯事です。
でも毎回ターミナルを開いてSQLを打つのは面倒だし、GUIツールを本番DBに繋ぐのはなんとなく怖い。誰かが誤って UPDATE や DELETE を実行してしまうリスクも0ではない。
Miruco はそんな悩みを解決する、macOS 向けの読み取り専用DBビューアです。
Miruco とは?
Miruco は PostgreSQL / MySQL に接続して、テーブルの閲覧・行データのプレビュー・ER図の生成ができるデスクトップアプリです。
最大の特徴は「書き込みが一切できない」こと。SELECT と information_schema の参照しか行わないため、本番DBに接続しても誤操作の心配がありません。
- macOS Apple Silicon (arm64) 対応
- Free プランは永久無料(DB接続1件まで)
- Pro プランは ¥1,980 の買い切り(接続数無制限)
主な機能
1. テーブル一覧・行データのプレビュー
接続を登録するだけで、そのDBに存在するすべてのテーブルが左サイドバーに表示されます。テーブルをクリックすれば行データをページネーション付きで閲覧できます。
SQLを書く必要はありません。
2. ER図の自動生成
テーブル間の外部キー制約を読み取り、ER図をワンクリックで生成します。新しいプロジェクトに参画したときや、既存DBの全体像を把握したいときに便利です。

3. ER図の自動生成
テーブル数が多い場合は絞り込み機能で表示するテーブルを選択できます。たとえば「ユーザー系のテーブルだけ見たい」「注文フローに関係するテーブルだけ整理したい」といった用途で、全体の中から必要な部分だけに集中できます。
テーブルが多い場合は絞り込み機能で表示するテーブルを選択できます。
4. カラムへのエイリアス設定
user_id、created_at などの英語カラム名に日本語のエイリアスを設定できます。ビジネスサイドのメンバーと画面を共有しながらデータを確認する場面で役立ちます。
5. 接続情報のローカル暗号化保存
ホスト名・ポート・ユーザー名・パスワードなどの接続情報は、デバイスのローカルに AES-256-GCM で暗号化して保存されます。外部サーバーには一切送信されません。
クラウド同期ツールにDB接続情報を預けることへの不安がある方でも、安心して使えます。
こんな人におすすめ
| ユースケース | 説明 |
|---|---|
| 本番DBの確認作業 | 読み取り専用なので誤操作ゼロ。安心して本番に繋げる |
| 新規参画時のDB把握 | ER図でテーブル構造を素早く俯瞰できる |
| チームでのデータ確認 | エイリアス設定で非エンジニアにも見せやすいビューを作れる |
| 複数プロジェクトの管理 | 接続をまとめて登録してサイドバーから切り替えるだけ |
既存ツールとの違い
| Miruco | DBeaver | TablePlus | |
|---|---|---|---|
| 書き込み操作 | ❌ 不可(安全) | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| ER図生成 | ✅ | ✅ | ❌ |
| 無料プラン | ✅ | ✅ | 限定的 |
| 買い切り | ✅ ¥1,980 | ✅ | ✅ $59〜 |
| macOS最適化 | ✅ ネイティブ | △ Java製 | ✅ |
| 接続情報の保管 | ローカル完結 | ローカル | ローカル |
Miruco は「誤操作しない」ことを設計の中心に置いています。高機能なSQLエディタが欲しい場合は DBeaver や TablePlus が適していますが、「確認するだけ」の用途なら Miruco のシンプルさが快適です。
使い方
インストール
- 公式サイト から DMG ファイルをダウンロード
- アプリを Applications フォルダに移動
- 起動する(初回は右クリック → 開く)
接続を登録する
- 左サイドバーの「+ 新規接続」をクリック
- ホスト・ポート・DB名・ユーザー名・パスワードを入力
- 「接続テスト」で疎通確認 → 「保存」
テーブルを閲覧する
接続を選択 → 左サイドバーにテーブル一覧が表示 → テーブルをクリックで行データをプレビュー
ER図を見る
接続ページの「ER図」タブを開くだけで自動生成されます。
料金
| プラン | 価格 | DB接続数 |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 1件まで |
| Pro | ¥1,980(買い切り) | 無制限 |
サブスクリプションではなく買い切りなので、一度購入すれば追加費用は発生しません。
まとめ
- 本番DBに安心して接続できる読み取り専用ビューア
- テーブル閲覧・ER図・エイリアス設定がシンプルなUIで使える
- 接続情報はローカル暗号化、外部送信なし
- Free プランで今すぐ試せる
「SQLを書かずにDBの中身を見たい」「本番DBの確認を安全にしたい」という方は、ぜひ試してみてください。