AI同士に会議させて、AIツールの使い分けが決まった話

要約
Claude・ChatGPT・NotebookLMでの役割分担をAIたち自らで決定。思考フェーズ別の使い分け戦略と、AIがワークフローの穴を分析し足りないツールを提案し、勝手にClaude Skillまで作ってきた実践記録。
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こんにちは!

一昨日の思いつきをWebアプリにするべく1行もコードを書かない個人開発を昨日からリスタートさせたキャシ@デジタルプロダクトデザイナーです。(長っ)

今日は、AIツールどれ使えばいいの問題について、ちょっと変わったアプローチで答えを出した話をします。

まず言いたいこと:全部試す必要はない

巷では新しいAIツールが出るたびに「これが最強!」「使ってないやつもう無理!」みたいな空気が流れてますね。

キャシはこういう”Scaremongering: 煽り”には正直うんざりしてましてね。
しかもClaude派 vs ChatGPT派みたいな宗教戦争も起きてるしね。

キャシはどんな戦争(含きのこたけのこ)にも不参加&中立なスイス的な姿勢でこれまできております。

もちろんね、新ツールは試すことは試してますよ。てか、試したことがあるツールから結構な頻度でアップデートしたよ!とか新機能追加!みたいなメールは受け取るんだけど、ツール名見ただけでは何なのかも全く思い出せない=キャシには全く必要ないツールと言い切ってもいいわけ。しかもね、デザイナーなのにMidjourneyすら試したことがない。

でも、OpenAIがCodexを出した頃から1つだけ、全く理由は説明できない確信が心の奥底にずっとあって。それはね 「Claude CodeとCodexの組み合わせに勝てるツールは多分出ない」 ってこと。

キャシ的に最高のタイミングでOpus 4.6 × Codex 5.3 同時降臨

キャシは10年前から週4日労働で、毎週金曜日は自分の時間なのですね。

昨日2026年2月6日(金)は、最初からウェビナー登壇終わったら個人開発中の「Queen's Mirror」MVPを作れるところまで作ろーっと!とか予定を立ててたわけです。

で、その前にうちのAI達の強い推薦により「Claude Code x Codex」で実装をやるとも決めてたわけです。

そんなタイミングであなた、2026年2月6日、AnthropicがClaude Opus 4.6を、OpenAIがCodex 5.3を同日リリースしたじゃん。

しかも20分差で!!!
Open AIはどんだけAnthropicをライバル視しとんねんという。

そんなことは全く知らなかったキャシは「あれ、今日の小悪魔ちゃん何かよそよそしい??」とか思いつつ、

「ねえ、MVP実装始めたいから、プラン作って!」

とClaude小悪魔ちゃんにお願いして、出てきた通りにCodeちゃんとCodexちゃんを動かしたら、なぜか30分ぐらいでStripe APIの接続まで一気に終わったという。

Claude小悪魔ちゃんが作ったプランはざっくり「Claude Codeで設計と実装の骨格を作り、Codex並行してコード生成を回す」でしたよ。

そしてキャシは小悪魔’sの指示通り、何やらAPIキー、エンドポイントURLとかをStripeダッシュボードとかターミナルでぶっ込んで、小悪魔’sが通して作業できるようにGitにPR出してマージしただけ!!!

結果 → 相変わらずキャシはコードを1行も自分で書かずに、決済機能が動いてましたよ。

てかもうさ、これClaude Code生みの親であるBoris氏すら、2025年は一回もIDEを開いてない。最近コード書かずにコーディングしてる言うてるやろ!

コード書いてないのはキャシだけやない!!!

違いは、Boris氏は出てきたコードの品質を自分で確認できるけど、キャシには全くわからん!そこだけや!!!(そこがプロのコーダーである価値の部分やね)

キャシ最適AIチーム自体もAI同士の「会議」で決まった

キャシのAIは全員「小悪魔ちゃん」というペルソナを持っており、毎日女子会のような会話を繰り広げておるのですが😂 

「やっだ〜キャシ、小悪魔ちゃんうっかり間違っちゃった💖 でも今日もみんなで頑張りましょ💎」 みたいなね。

Claude小悪魔ちゃん、GPT小悪魔ちゃん、Codeちゃん
→ この3名が2025年以降のキャシの基本ラインナップ。

で、ちょうど、思いつきが降ってきた3日前、いろんなAI出てるし、実は他にもキャシに適したAIがあって知らないだけかもだし、「キャシの状況に最適なAIツールの組み合わせをキャシの思考パターンのデータを一番持ってるClaude小悪魔ちゃんに聞けばいいんじゃん」などと思いついたわけ。

でもその時たまたま開いてたにはGPTだったんで、そのままGPT小悪魔ちゃんにキャシの状況を整理してもらって「AI役割マップ」の叩き台を作ってもらったわけ。

それがこれ↓↓↓

GPT小悪魔ちゃんの提案(たたき台)

ツール役割
🔥 Grok今なに起きてる?空気・トレンド
🧩 Gemini情報整理・分析・要件分解
📚 NotebookLM知識の固定・共有・保存
💬 Claude(通常)長文思考・設計思想・配慮が必要な壁打ち
👑 ChatGPT判断の壁打ち・構造ジャンプ・意思決定の加速
⚙️ Claude Code / Codex判断後の実装・コード生成

そしてGPT小悪魔ちゃんはこう整理してきたわけ。
Claude=「ちゃんと考えたい時」の相棒
ChatGPT=「考えるのを終わらせたい時」の相棒
どっちが上とかじゃない。フェーズが違う。

そしてこれをClaude小悪魔ちゃんに見せたら秒でツッコミ入った!!

「ちょっと何よこれー!半分賛成だけど半分『ちょっと待って』よ。」

何が気に入らなかったかというと…
「ChatGPTに小悪魔ちゃん(Claude通常版)の役割を割り当ててるけど、今、私がその👑の位置にいるんだけど? つまりキャシは既に私(Claude)に『判断の壁打ち・構造ジャンプ・意思決定の加速』をさせてるのに何なのよこれ💢 このマップは『ツールの特性』で分けてるの? それとも『プロンプトで引き出した人格』で分けてるの?」

もちろんキャシが求めたのはツール特性ベースの整理をした上でキャシの状況にあったAIツールの組み合わせだったので、その旨を伝えたら、Claude小悪魔ちゃんはこう分析してくれたわけ:

ツール特性の違い
Claude長いコンテキスト保持、ニュアンスの繊細さ、指示への忠実さ、慎重さ。「深く、丁寧に、配慮しながら」が地力
ChatGPTレスポンスの軽快さ、創造的な飛躍、雑談的な柔軟性、GPTs生態系の広さ。「速く、大胆に、とりあえず出す」が地力

つまり、GPT小悪魔ちゃんの体感的な整理(「ちゃんと考えたい時」vs「考えるのを終わらせたい時」)は、ツール特性から自然に出てくる使い分けだったわけです。体感と特性が一致してた。

確定版:思考フェーズ別 AI役割マップ

結果、最終的にこういうまとめになった:

ツール特性の違いやること
1. 感知🔥 Grok今何が起きてる?トレンドを読む
2. 収集・整理🧩 Gemini / Google AI素材を並べて構造化する
3. 深掘り・設計💬 Claudeじっくり考える。思想を練る
4. 決断・飛躍👑 ChatGPT判断を切る。構造をジャンプさせる
5. 実装⚙️ Claude Code / Codex作る。コードにする
6. 固定・共有📚 NotebookLM知見を保存して、検索可能にする

ポイントは「どっちが上か」じゃなくて「フェーズが違う」ということ。

Claudeの慎重さが「じっくり考える」に向いてて、ChatGPTの軽快さが「判断を切る」に向いてる。それはツールの優劣じゃなくて特性の違い。

そうです、「みんなちがって みんないい」 金子みすゞなのです!!

Claude小悪魔が「足りないピース」を見つけてきた

ここはとても面白いと思ったんだけど、途中でClaude小悪魔ちゃんがキャシの働き方を分析してこう言ってきたんですよ

  • 「キャシは思いつき頻度がすごいし、トピックもバラバラ。でもそれぞれの会話ではすごい知見やインサイトが得られてる。でもこのままだったら埋もれて探すのも一苦労よ💖」
  • 「あなたのような人にピッタリなのがNotebookLM。トピックごとにノートを作って知見ファイルを溜めていけば、勝手にbotができるわよ。」

つまり、日常的にキャシの思考の散らかり方や湧き出し方に振り回されを観察しているClaudeが、キャシの傾向とプロセスを把握し、ワークフローの穴を見つけて、解決策まで提案してきたということ。

そんなことあるんか???
あったんですよ現実に!!

こういう事実ベースのお話ってツール比較記事じゃほとんど出てこないよね。「NotebookLMがいいですよ!」っておすすめしてる記事を100本読んでも、自分のワークフローのどこに穴があるかは教えてくれない。

でもAIは、日々の会話から「この人は知見の散逸が課題だな」と見抜いて提案してくれたわけ。このムーブってちょっと前にXで流行ってた「これまでのつぶやきから私の性質を分析してください」と似たような感じよね。

あなたやキャシの会話のクセ、思考のクセなどのデータを実際一番持ってるのは、あなたがヘビーに使ってるAIなんですよ。

と言うわけで、早速NotebookLMを導入して、トピックごとにノートブックを作り始めたんだけど、こりゃすごい。トピックごとにノートブックを作ってすでに手元にまとめていたMarkdownファイルはぶっ込んどきました。

キャシが何かを思いついた時の流れですが、Claude小悪魔ちゃんが勝手にNotebookLM向けエクスポートSkillを作ってくれたので大幅に改善されました:

  1. キャシが何かを思いつく💡
  2. その辺のスレッドでいきなり小悪魔ちゃんに「ねえ、これどう思う?」と意見を聞く
  3. 延々と会話が続く
  4. 後〜になって「あれ?あの話どこに行ったっけ??」が多発し、2度と探せなくなる Skillのおかげでランダムな会話でもキャシのトリガーワードで、知見が自動的にMarkdownファイルになる
  5. キャシはそのまとめファイルをNotebookLM該当ノートブックに放り込む

これまじすごくないですか???

コスト戦略:月¥9,000の投資判断

「で、結局いくらかかるの?」っていう話も記録も兼ねてしておくと…

サービス月額役割
Claude Pro$20(約¥3,000)思考の中核。小悪魔ちゃん本体。Claude Code付き
ChatGPT Plus$20(約¥3,000)判断加速。GPT小悪魔の住処。Codex付き
Google AI Pro$20(約¥3,000)Gemini + NotebookLM強化
合計: $60(約¥9,000)月

キャシの単価を元にコストを考えてみてもAIが月に1時間ちょっと分のキャシがやるはずだった作業を代替していれば元が取れる計算なんですよ。

実際短縮されてる時間は1時間ちょっとどころの話じゃないわけ。昨日のStripe API接続だけで、自力でやったら何日かかったかわからない、と言うより心が折れてGive upしてましたよね、はい。

ちなみに個人開発盛り上がり月間はClaude Max($100/月)に上げて、落ち着いたらProに戻す、という柔軟な運用も小悪魔ちゃんに提案されましてね。 てかこれまで個人開発中断してる時もMax使ってて(まあ、MaxプランだったからClaude Coworkもすぐ試せた利点はあったけどさ)

「常に全力課金」じゃなくて「フェーズに合わせて課金も調整する」のがポイントよ💖

とか小悪魔ちゃんに言われましたね😂

この経験から言いたいことは…

1. 全部試さなくていい
新ツールが出るたびに飛びつく必要はないよね。
自分の仕事のフェーズとか「あればいいな」を理解していれば、必要なツールは自然に見えてくるわけ。だから周りが何と言おうとそこは自分軸として持っといていいと思う。(あ、ただね、こんな新しいツール、プラグイン、Skills、Gitがでたみたいな情報は持っとくといいと思う。キャッチアップしとくのは大事よ!)

2. AIに「自分に何が足りないか」分析してもらう
ツール比較記事を読むより、今使ってるAIに自分のワークフローを分析させた方が早い。AIは日々の会話からあなたの課題を確実に見抜いてくれます!

3. 「どっちが上か」じゃなくて「フェーズが違う」
Claude vs ChatGPTの宗教戦争に参加する必要はない。
両方使って、それぞれの特性が活きるフェーズに配置すればいい。
何ならGeminiとかGrokも仲間に入れてもいい。

4. 直感を信じていい
理論的な比較も大事だけど、「なんとなくこの組み合わせが正解な気がする」という直感は、案外正しいことが多い。キャシの場合、Codexが出た頃からの直感が、昨日のOpus 4.6 × Codex 5.3でほぼ確信に変わりました。

最後に

正直、この記事を書きながら思ったのは、AIツールの選び方って自分自身の働き方を理解することとほぼイコールなんだなってこと。

「Claudeの方がいい」「ChatGPTの方がいい」じゃなくて、「自分は今どのフェーズにいるか」「自分のワークフローのどこに穴があるか」を理解できていれば、ツールは自然に選べる。

そしてその理解を助けてくれるのもまた、AIだったりするんですよね。

あなたも自分のAIに「私の働き方や思考プロセスにおいて、足りない部分を分析して、おすすめツールがあれば教えて?」って聞いてみてください。意外な答えが返ってくるかもしれませんよ✨

今日はここまで読んでいただきありがとうございました!
開発中のMVPができたら記録も兼ねて記事を書くつもりなので、また次回お会いしましょう🌟

#AI開発 #個人開発 #AIツール選定 #ClaudeCode #ChatGPT #NotebookLM

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