
結論: 5秒で解説、OpenAIのgpt-ossインストール方法と使い方
1. Ollamaのインストール
以下の公式サイトからOllamaのインストーラーをダウンロードし、
Ollamaをインストールしてください。
2. gpt-ossのモデルをプルする
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
3. チャットを開始:
結果 - gpt-oss実際の使用画面
私が開発した15分睡眠タイマーにちなんで、お昼寝の大切さをgpt-ossに解説してもらいました。

びっくりするくらい精度がいいし、回答速度もめちゃめちゃ速い!!!(すげえ...)結果はこの記事の最後にも貼っておきます!
本記事の主な内容は以上です!
あなたもぜひ試してみてください!
↓gpt-ossやOllamaについて気になる方は以下の内容も読んでみてください
gpt-ossとは
一言で言うなら...
一言でいうとOpenAIが公開した、ローカルで使えるオープンなAIです
「gpt-oss」とは、ChatGPTで有名なOpenAIが開発し、誰でも自由に使えるように公開した、非常に高性能なAIモデルのことです。
「oss」はオープンソース(Open Source Software)の略で、その名の通り、プログラムの設計図(ソースコード)にあたる「モデルの重み」が公開されています。
何がそんなにすごいの?
これまでもオープンなAIモデルは色々ありましたが、gpt-ossは一味違います。
-
本家OpenAI製ならではの高性能
ChatGPTを作るために培った最新技術で学習させており、特に「推論(考える力)」や「ツールの使いこなし」が得意です。
小さいモデルでも、少し前のChatGPT(GPT-3.5-miniなど)に匹敵する性能を持っています。 -
意外と軽い
高性能なのに、一般的なゲーミングPCや少し性能の良いノートPCでも動かせるように最適化されています。
これにより、企業だけでなく個人の開発者でも、手元のPCで気軽に高性能AIを動かしたり、改造したりできます。 -
安全性も考慮済み
強力なAIを公開することのリスクを考え、OpenAIの厳しい安全基準をクリアしています。開発者が安心して使えるように配慮されている点も大きな特徴です。
まとめると…
gpt-ossは、これまでお金を払ってAPIで使っていたような高性能AIを、自分のPCで自由に動かせるようにした、OpenAIからの贈り物のような存在です。
これにより、開発者は自社のデータを外部に出すことなく安全にAIを活用したり、特定の目的に合わせてAIをカスタマイズしたりすることが、より簡単になりました。まさに、AI開発の世界を大きく変える可能性を秘めたモデルと言えるでしょう。
Ollamaとは
一言で言うなら...
Ollamaとは何か、一言で説明するならLLM界のDockerです。
もう少し噛み砕くと、Llama 3やGemmaのような様々なAIモデル(LLM)を、自分のPCで簡単に動かすためのツールです。
何がそんなに便利なの?
これまで、PC上でLLMを動かすのは少し面倒でした。
- Ollamaがない場合…
AIモデルAは、この手順でダウンロードして、このコマンドで起動…。
AIモデルBは、また別の手順で、違うコマンドで起動…。
→ モデルごとに「お作法」が違いすぎて大変!
これがOllamaを使うと、劇的に変わります。
- Ollamaがある場合
どのAIモデルも ollama run [モデル名] のような統一された簡単なコマンドで呼び出せる。
→ 面倒な準備はOllamaにおまかせ!
つまりOllamaは、モデルごとの面倒な違いをすべて吸収し、誰でも手軽にローカルLLMを試せるようにしてくれる、画期的なツールなのです。
実際に使用したプロンプトと出力結果
以下は私が試しに使ってみた際のプロンプトと、その出力結果です。マークダウン形式で出力されたので、記事にはそのままコピペしてあります。
私のプロンプト
お昼寝の大切さを教えて
回答は以下の通り
gpt-ossの回答をそのまま載せているため、ここで書かれている睡眠に関する内容は正確でない場合があります。ご承知おきください。
お昼寝(昼寝)の大切さ ― 何故昼寝が体と脳にいいのか
分類 | 効果 | 具体的な説明 |
---|---|---|
身体的 | 疲労回復 | 眠ることで筋肉の回復が進み、次の作業に必要なエネルギーを補給します。 |
免疫力向上 | 睡眠中にインターロイキン‑1βなどの免疫因子が増加し、ウイルスや細菌に対する抵抗力が強くなります。 | |
心血管リスク低減 | 短時間の昼寝が血圧を安定させ、心拍数を落ち着かせることで心臓への負担を減らします。 | |
認知的 | 記憶定着 | 眠りの間に新しい情報が統合され、長期記憶に定着します。 |
集中力・注意力向上 | 睡眠不足による注意力低下を一時的に改善し、作業効率が上がります。 | |
創造性の促進 | 夢や昼寝中の短時間の“フローモード”が、ひらめきや問題解決に役立つことがあります。 | |
感情的 | ストレス緩和 | 睡眠が副腎皮質刺激ホルモン(コルチゾール)を減少させ、リラックス状態を促します。 |
気分安定 | 睡眠の質が向上すると、イライラや落ち込みのリスクが減ります。 |
推奨される昼寝の「長さ」&「時間帯」
時間 | 推奨時間 | 理由 |
---|---|---|
午前10〜11 | 10〜20分 | 「パワーナップ」と呼ばれ、軽い睡眠で目覚めがスッキリ。眠りが深くなりにくく、日中の眠気を防ぎます。 |
午後13〜15 | 20〜30分 | 午後の眠気を解消しつつ、次の睡眠に支障が出にくい長さ。 |
午後16〜18 | 10〜20分 | 午後遅くに長い昼寝をすると、夜の睡眠に影響が出る可能性があるため短めに。 |
注意
・昼寝が長すぎると「睡眠慣性」と呼ばれる眠気が残る状態になることがあります。
・夜の睡眠に支障が出ると、逆に昼寝の効果が薄れるので、寝る時間帯は本人の就寝リズムに合わせて調整してください。
なぜ短い昼寝が特におすすめなのか?
- 睡眠段階の選択:10〜20分の昼寝は主に浅い睡眠(ノンレム1〜2段階)で済むため、起きた時に覚醒しやすいです。
- 睡眠慣性の低減:深い睡眠に入ると覚醒時にぼんやりとした状態に陥る可能性があります。
- エネルギーのリセット:浅い睡眠でも交感神経がリラックスし、心拍数と血圧が下がるので、午後の集中力が向上します。
昼寝を上手に取り入れるための実践的ヒント
ポイント | 実践例 |
---|---|
環境を整える | - 静かな場所で目を閉じる - 目覚ましは20分に設定 |
カフェインのタイミング | 昼寝前30分はカフェイン摂取を控えると、入眠しやすくなります。 |
体内時計を意識 | 午前10〜11か午後13〜15の「睡眠時間帯」に合わせると、自然に眠りやすくなります。 |
継続性 | 1週間以上続けてみると、身体が昼寝リズムに慣れ、効果がより実感しやすくなります。 |
寝起きのルーティン | 昼寝後はゆっくり伸びをして、軽いストレッチを行うと、眠気の残りを軽減できます。 |
まとめ
- 昼寝は「休息」と「リセット」のタイミング。短いパワーナップが特におすすめです。
- 身体・脳・心に多岐にわたる恩恵があり、仕事・勉強・スポーツなどのパフォーマンス向上に直結します。
- ただし、時間帯・長さを守らないと逆に睡眠の質を損なう恐れがありますので、計画的に取り入れましょう。
ぜひ、次の午後の休憩で「10分間の休み」を試してみてください。体と脳が喜ぶこと間違いなしです!
参考文献(抜粋)
- Walker, M. P. (2009). The role of sleep in cognition and emotion. Annals of the New York Academy of Sciences.
- Kalmbach, D. A., & Giesbrecht, N. (2018). Short naps and health outcomes: a meta-analysis. Sleep Medicine Reviews.
- 日本睡眠学会(2021). 昼寝の効果とガイドライン。
(※詳細は各論文を直接ご確認ください。)
おわりに
いかがでしたか?普通に勉強になることが書いてありました。。。笑
結果は以上です!
お昼寝、大事ですねー。
私の開発した15分睡眠タイマーもぜひ使ってください!
15分睡眠タイマーに関する記事はこちら
私は普段個人開発をしており、Xやブログなどで技術やデザイン、マーケティングなどについて発信をしています。気になる方はぜひXのフォローを心よりお待ちしております!
Xアカウント→岡本侑馬/スプシでホームページが作れるSpreadSite
また、個人開発プロダクトとして、15分睡眠タイマーの他に、SpreadSiteというホームページをスプレッドシートだけで作成できるサービスも運営しております。
気になる方はサービスページをぜひ見てみてください!!
ではまた!