
作ったもの
会員証・ポイント・クーポン・懸賞をひとつにまとめて管理するiPhoneアプリです。
きっかけ
期間限定ポイントを失効させたことでした。調べると、失効額は1人あたり平均約5,933円、約2割の人は失効したことにすら気づいていないという調査もありました。
原因は自分の管理能力ではなく構造のほうだと思いました。残高と期限を確認するには、アプリを一つずつ開くしかない。楽天、PayPay、ドラッグストアの独自ポイント、コンビニのクーポン。開いて、探して、閉じる。この作業が続くわけがありません。
設計方針:入力させない
既存の管理アプリが続かなかった理由は「登録が面倒」の一点でした。店名を選び、番号を入力し、残高を打ち込み、期限を設定する。管理アプリなのに管理コストが発生している。
そこでこうしました。
- ポイント画面のスクリーンショットを撮る
- 共有シートからモレナを選ぶ
- 終わり
店名・残高・有効期限は画像から読み取ります。ユーザーが打つのは、間違っていたときの修正だけです。
OCRではなくAIに読ませた
ポイント画面のレイアウトは店ごとに完全に違います。数字がどこにあるか、それが残高なのか有効期限なのかは、位置からは判断できません。
必要だったのは文字認識ではなく画面の意味の理解だったので、AIに画像を渡して構造化データで返させる方式にしました。
対象を「期限のあるもの」に広げた
途中で気づいたのは、同じ構造の困りごとが他にもあることでした。
クーポンは期限を過ぎたら価値がゼロになります。懸賞も締切を過ぎたら応募できず、しかも「応募したこと自体を忘れる」という問題が加わります。
どれも同じ仕組みで扱えるので、ポイント・クーポン・懸賞を同じデータモデルに乗せ、カレンダー表示と通知を共通化しました。懸賞では、応募締切と受付開始のカレンダー表示、未応募/応募済み/当選/落選の記録、締切前の通知に対応しています。
プライバシー
会員証の情報を扱うので、データを預けさせない方針を最初に決めました。
- カード・ポイント・クーポンのデータは端末内にのみ保存
- サーバーにユーザーデータを持たない
- AIスキャンの処理は国内で完結させる
リンク
- App Store:
- 公式サイト:
