pnpmでインストールしたClaude CLIのVSCode拡張を手動で有効化する方法

要約
pnpmでインストールしたClaude CLIのVSCode拡張が動かない場合、手動で.vsixファイルを特定しcodeコマンドで導入する手順を解説します。
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はじめに

流行りに乗ってClaude Codeを試したが、Claudeコマンドを実行しても起動しませんでした。そのため手動で設定を加えることで解決しました。

前提条件

  • VSCode (Visual Studio Code) がインストール済みであること
  • 公式ドキュメントに沿ってClaude Code が pnpm を使ってグローバルインストール済みであること
    • pnpm add -g @anthropic-ai/claude-code
  • プロジェクトに移動後、claudeを実行してもターミナル上で応答がないこと

解決手順

注意 再起動をしたらうまくいく可能性があるため、下記の手順を踏む前に1度VSCodeのアプリケーション自体を落として再起動することをオススメします。

こちらの記事を参考にnodebrewの所をpnpmに置き換え&自分の環境に合わせて対応した記事になります。

1: claude コマンドのインストール場所を確認

claude コマンドがシステムのどこにインストールされているかを確認します。

2: claude コマンドの実体を確認

ls -l の結果から、このファイルがシンボリックリンクではなく実行ファイル本体であることがわかります。ここが nodebrew など他の管理ツールと異なる点です。

3: 実行スクリプトの内容から、Claude CLI本体のパスを特定

このスクリプトは、実際の cli.js を実行するためのラッパーになっています。basedir には /Users/username/Library/pnpm が設定されており、そこから cli.js のフルパスが特定できます。

(例:/Users/username/Library/pnpm/global/5/.pnpm/@anthropic-ai+claude-code@1.0.6/node_modules/@anthropic-ai/claude-code/cli.js

このパスを把握することで、VSCode拡張機能の場所も特定できるようになります。なお、@anthropic-ai+claude-code@1.0.6 の部分はインストールしたバージョンによって異なる場合があるため、ご自身の環境に合わせて読み替えてください。

4: VSCode拡張機能ファイル (.vsix) のパスを特定し、存在を確認

Claude CLIのVSCode拡張機能の実体 (.vsix ファイル) は、通常 cli.js があるディレクトリ構造内の vendor ディレクトリに claude-code.vsixとして配置されています。 上記のコマンドで .vsix ファイルのフルパスを組み立て、ls -l でその存在を確認します。

5: VSCodeに拡張機能を手動でインストール

code コマンドを使って、特定した .vsix ファイルをVSCodeに直接インストールします。

ステップ6: VSCodeの再起動と動作確認

拡張機能をインストールまたは更新した後は、VSCodeを再起動することが推奨されます。 VSCodeを再起動後、Claude Codeが起動し、VSCode内で期待通りに実行できるようになりました。

** まとめ**

課金したのに使えないという悲しい状況を回避できました。

自分と同じような現象で困っている方のお役に立てたら嬉しいです!

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