使ってないパッケージを確認する depcheck
あるパッケージをインストールしたものの、実際にそのパッケージを使ってコードを書いていないケースはよくあるかと思います。
インストール
まずは、depcheck をグローバルにインストールしましょう。
ドキュメントはこちら
使ってないパッケージを確認する
depcheck
を使って、プロジェクトで使用されていないパッケージを確認します。以下のコマンドを実行するだけです。
実行すると、例えば以下のような結果が表示されます。
Unused dependencies は、プロジェクトのコード内で 使用されていない依存パッケージ を指します。具体的には、プロジェクトにインストールされている依存関係(package.json の dependencies や devDependencies に記載されたパッケージ)で、実際にコード内で インポートや使用が確認できないもの を指しています。
削除する場合
これらのパッケージを削除する場合は、上述したケースだと以下のようにアンインストールできます。
注意点
depcheck の結果として表示されたこれらのパッケージは、プロジェクト内で直接使用されていない可能性が高いことを示しています。ただし、削除する前に以下の点を確認すると安全です。
間接的な使用の確認
他のパッケージが内部で依存しているケースもあります。プロジェクト内で直接インポートや require
していなくても、これらのパッケージが一部のモジュールの内部で使用されている可能性があります。
環境依存のスクリプトや設定の確認
ビルドスクリプトやテスト環境など、特定の環境でのみ使用される場合は、depcheck
では未使用として検出されることがあります。設定ファイルやスクリプトに依存関係が書かれていないかを確認してください。
まとめ
depcheck
は、使われていないパッケージを素早く見つけるのに便利なツールです。しかし、削除する前には、そのパッケージが間接的に使用されていないか慎重に確認することが大切です。依存関係を整理して、プロジェクトをスリムに!