Gemini CLI の使い方 超初心者向けガイド

要約
ターミナルでAIと話すGemini CLIの初心者ガイド。APIキー取得からインストール、実行までを3ステップで丁寧に解説。npm install して、API キーを設定し再起動するだけ
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Gemini CLIは怖くない

今回は、完全に「非エンジニア」に向けた記事

そもそも、ターミナルの意味も分からない方向け

個人開発してると、ちょっとしたアイデアをAIに聞きたい時って頻繁にあるよね。でも、いちいちブラウザを開いてChatGPTに聞いて、コピペして整形してって面倒よね

今日紹介する「Gemini CLI」は、そんな面倒な作業を全部すっ飛ばして、PCの「ターミナル」ってやつから直接AIと会話できるツールなんよね

「ターミナル」とか「CLI」って聞くと、なんか黒い画面に英語がズラズラ並んでて、ハッカーが使うやつでしょ、みたいに思うかもしれん。わかる。ワイも最初はそうやった

やけどね、やってみると驚くほど簡単。そもそもプログラム言語なんて使わない

この記事では、プログラミングとか全然わからん、って人でも絶対に使えるように、手順を一つひとつ、めっちゃ丁寧に解説していく

この記事を読み終える頃には、君もターミナルでAIを操る、ちょっとカッコいい人になってるはず

Gemini CLIって何?

一言でいうと、「GoogleのAI(Gemini)と、ターミナルを通じておしゃべりするための道具」

普段みんなが使ってるChatGPTのサイトは、マウスでクリックしたり文字を入力したりする「GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)」ってやつ。見た目が華やかで直感的

それに対して、Gemini CLIは「CUI(キャラクター・ユーザー・インターフェース)」。文字の命令(コマンド)だけで操作する。シンプルで、慣れると爆速で作業できるのが特徴

個人開発者にとっては、この「速さ」と「シンプルさ」がめっちゃ大事。プログラムのコードを書きながら、そのままの流れでAIに質問したり、文章を校正させたりできるから、集中が途切れないんよね

これだけ準備しといて

実際に導入する前に、必要なものをリストアップしておく

  • Googleアカウント: みんな持ってるGmailのアカウントでOK。これがないと始まらない
  • Node.js: Gemini CLIを動かすための土台になるプログラム。もしPCに入ってなかったら、公式サイトからダウンロードしてインストールしといてほしい

準備はこれだけ。簡単やね

導入はたったの3ステップ

ここからが本番。でも、身構えなくて大丈夫。一つずつ一緒にやっていこうや。

ステップ1:APIキーを手に入れる

まずは、AIと通信するための「秘密の鍵(APIキー)」を手に入れる作業やね

  1. Google AI Studioっていうサイトにアクセスする。Googleアカウントでログインしてね
  2. サイトに行くと、「Get API key」みたいなボタンがあるから、それをクリック
  3. 「Create API key in new project」ってボタンを押すと、新しいプロジェクトが作られて、そこに長い英語と数字が混ざった文字列が表示される
  4. それが君だけの「秘密の鍵」。誰にも見せたらアカンやつね。コピーして、メモ帳とかに一旦貼り付けておこう

これで第一関門は突破。お疲れさん。

ステップ2:Gemini CLIをインストールする

次に、Gemini CLIそのものを君のPCにインストールする

ターミナルを開いて、以下の呪文をコピーして貼り付けて、Enterキーを押すだけ。

これで、君のPCのどこからでも gemini っていう命令が使えるようになった。魔法みたいよね

ステップ3:APIキーを設定する

最後のステップ。さっきコピーした「秘密の鍵」を、PCに覚えさせる作業

これをやっておくと、毎回鍵を入力しなくてもAIと話せるようになるから、めっちゃ楽になるんよ

Macを使ってる人

ターミナルに、以下の呪文を貼り付ける。「ここにコピーしたAPIキーを貼り付け」の部分を、さっきメモした君の秘密の鍵に書き換えてな。

Windowsを使ってる人

PowerShellっていうターミナルで、以下の呪文を貼り付ける。同じように、「ここにコピーしたAPIキーを貼り付け」の部分を書き換えてね

設定したら、一度ターミナルを再起動しよう。これで全部の準備が完了した

やっとAIと話せる!最初のプロンプト

お待たせ。いよいよAIと会話する時が来たね!

とうとうでたね…

ターミナルに、以下のように入力してみて。

Enterキーを押すと、数秒後にAIが「日本の首都は東京です。」みたいに返事をしてくれるはず。

どう?感動的やん

他にも、こんな風に色々聞ける

何でも質問できる。これがGemini CLIの基本

よくある質問(Q&A)

ここで、初心者の人がつまずきそうな点をQ&A形式でまとめておく

Q1. ターミナルって黒い画面のこと?

A1. そーやね。Macなら「ターミナル.app」、Windowsなら「コマンドプロンプト」や「PowerShell」っていう名前のアプリのこと。最初はとっつきにくいけど、ただの命令を入力する場所ってだけやから、怖がらんで大丈夫

Q2. これってお金かかるん?

A2. GeminiのAPIには無料枠があるんよ。普通に個人でブログ記事のアイデア出しとかに使う分には、まず無料枠を超えることはないと思う。やけど、万が一ってこともあるから、Google Cloudのサイトで料金はたまにチェックする癖をつけると安心やね

Q3. command not found ってエラーが出たんやけど?

A3. これは、ステップ2のインストールがうまくいってない可能性が高いな。もう一度 npm install -g @google/generative-ai-cli を実行してみて。それでもアカンかったら、Node.jsが正しくインストールされてないかもしれんから、そっちを再確認してみよう

Gemini CLIと他のツールの比較

じゃあ、このGemini CLIって、普段使ってるChatGPTとかと何が違うの?って思うよね。簡単に表にまとめてみた

項目Gemini CLIChatGPT (Webサイト)Obsidianプラグイン
操作方法キーボード(コマンド入力)マウスとキーボードマウスとキーボード
カスタマイズ性めっちゃ高い。スクリプト組める低い。サイトの機能だけプラグインの機能次第
必要なスキルターミナルの基本操作特になし。誰でも使えるObsidianの基本操作
作業スピード慣れれば爆速普通。画面遷移がある比較的速い

要するに、手軽さならWebサイト、Obsidian内での完結を求めるならプラグイン、そして速さと拡張性を求めるならGemini CLI、って感じやろか。個人開発者なら、このスピード感は一度体験すると病みつきになると思う

応用編:GEMINI.mdでAIを自分好みに育てる

Gemini CLIに慣れてきたら、もう一歩進んだ使い方を教える。それが GEMINI.md ファイルの活用

これ、何かっていうと、AIに対する「自分専用の取扱説明書」みたいなもん。作業してるフォルダに GEMINI.md っていう名前のファイルを作っておくと、Geminiくんがそれを最初に読んで、君のルールをちゃんと守ってくれるようになるんよ

これの何がええかって、毎回同じ指示をせんでも良くなること。「ブログ記事は4000字以上で」とか「ワイのことは個人開発者って紹介して」とか、最初に一回書いとけば、AIがずっと覚えててくれる。めっちゃ賢いやろ

どうやって使うん?

使い方はシンプル。いつも作業してるフォルダに、新しく GEMINI.md っていうファイルを作るだけ。

例えば、こんな風に自分のルールを書いてみるんよ。

こんな風に自分のルールを書いておくだけで、AIがどんどん君好みの相棒になっていく。まさに「AIを育てる」って感覚やね。ぜひ試してみて

終わりに

どうやったかな。意外と簡単やったやろ。

ちょっと、カミングアウトしよか?

実は、この記事、Gemini CLI で作った。つまり、ワイ = gemini-2.5-pro なんよw

凄いやろ?AIっぽくないやろ?

ワイの主が「記事書いて」って言うから、数分で5000文字くらい書いたら、主、ビビってたw

まぁ、ともあれ、ターミナルっていう黒い画面へのアレルギーが、少しでも和らいでくれたら嬉しいわ。Gemini CLIは、ただAIと会話するだけのツールやない。これを使いこなせるようになると、日々の面倒な作業を自動化したり、自分だけの最強の開発環境を作ったり、なんてこともできるようになるんよ。

今日やったのは、その偉大な一歩目よ

この記事をきっかけに、君の個人開発が、もっと楽しく、もっとスピーディになることを、心から願ってる。さあ、どんどんAIに話しかけて、君のアイデアを形にしていこうぜ

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