ClaudeCodeを使って開発に夢中のあなた!
外出先でも「いま思いついたアイデアを今すぐ実装したい!」って時、ありませんか?
今回は、自宅のMacで動かしているClaudeCodeを、外出先のiPhoneからリモート&リアルタイムで操作する方法をご紹介します。
電車の中でも、カフェでも、いつでもClaudeCodeでvibe codingできますよ!

🚀 まずは基本セットアップから
iPhoneで使用するアプリやVPN設定など、基本環境の整備については素晴らしい解説記事があります!
m.fukazawaさんが書かれた「スマホからClaude Codeを操作する」という記事が、本当にわかりやすくて完璧です。
この記事では以下の3つのツールのセットアップ方法が、初心者でも迷わないように丁寧に解説されています。
- ClaudeCode
- Tailscale:自宅のMacと外出先のiPhoneを安全につなぐVPNサービス
- Termius:iPhone用のターミナルアプリ
まずはこちらの記事でセットアップを完了してください! わかりやすいので、きっとスムーズに進められるはずです。
🎯 この記事の役割
m.fukazawaさんの記事で基本環境が整ったら、リモートでMacのClaudeCodeセッションに接続する方法をご紹介します
「iPhoneからClaudeCodeにアクセスはできたけど、Macで作業していた続きができない...」
「iPhoneで変更した内容が、Macに戻ったときに消えてる...」
そんな悩みを解決するのが、今回紹介するtmuxという技術です。
🤔 tmuxって何?難しそう...
大丈夫です!tmuxは確かに最初は聞き慣れない名前ですが、考え方はとてもシンプルです。
身近な例で理解してみましょう
Netflixを想像してください。
- リビングのテレビで映画を途中まで見る
- 寝室に移動して、スマホで続きを見る
- 朝起きてタブレットで、また続きを見る
どのデバイスで見ても、同じ映画の同じ場面から再生できますよね?
tmuxは、これと同じことをターミナルでやってくれるツールなんです!
tmuxがあると何ができる?
【自宅のMac】 ClaudeCodeで開発中 → 【外出先のiPhone】 全く同じ状態で開発継続
結果:まるで同じ画面を2つのデバイスで共有している状態!
📋 実際にやってみよう!
STEP1:tmuxをMacにインストール
まず最初に、tmuxをMacにインストールする必要があります。
Homebrewを使ってインストール(推奨)
Homebrewが入っていない場合は、Homebrew公式サイトからインストールしてください。
Macのターミナルを開いて、以下のコマンドを入力します。
インストール確認
正しくインストールされたか確認してみましょう。
「tmux 3.x」のような表示が出ればOKです!🎉
ステップ2:Mac側で「作業部屋」を作る
ターミナルでClaudeCodeを起動する前に、tmuxコマンドを使用します。
これは「claude」という名前の「作業部屋」を作るコマンドです。
tmux
:tmuxを使いますよnew
:新しく作ります-s claude
:名前は任意ですが例として「claude」にします
実行すると、画面の下に緑色のバーが表示されます。これが「tmux動いてますよ」のサインです!
ステップ3:作業部屋でClaudeCodeを起動
作業部屋ができたら、いつものようにClaudeCodeを起動します。
ここまでで、Macでの準備は完了です!ClaudeCodeが動いている状態をキープしたまま、次に進みましょう。
ステップ4:iPhone側から同じ「作業部屋」に入る
TermiusアプリでMacに接続します(fuku_techさんの記事の手順通りです)。
接続できたら、以下のコマンドを入力:
おお!Macで見ていたのと全く同じ画面が表示されませんか?🎉
これで、iPhoneからClaude起動するのではなく、tmuxを経由して自宅のMacのClaudeCodeが起動されているセッションにアクセスできます。
あと、よく使うコマンドはTermiusに保存しておくと便利です!
このコマンドの意味:
tmux
:tmuxを使います-u
:日本語もちゃんと表示してね(これ重要!)attach
:既存の作業部屋に入ります-t claude
:さっき作った「claude」という名前の作業部屋に入ります
コマンド内で '-u' を使用しないと日本語入力できないので注意
🛠️ 覚えておくと便利なtmuxのキー操作
最初は Ctrl + b → d
が少し難しく感じるかもしれませんが、慣れると便利です!
他にもたくさんのコマンドやキー操作があるので、@nmrmsysさんのtmuxチートシートを参照してください。
⚡ Macをスリープさせない設定
iPhoneからいつでもアクセスできるように、Macが勝手に眠ってしまわないよう設定しましょう。
設定方法
- Appleマーク → システム設定をクリック
- サイドバーからバッテリーを選択
- オプションボタンをクリック
- 電源アダプタ使用時はディスプレイがオフのときに自動でスリープさせないにチェック
- ディスプレイをオフにするを適切な時間に設定(30分くらいがおすすめ)
📌 なぜこの設定が必要?
Macがスリープしてしまうと、iPhoneからアクセスできなくなってしまいます。
✨ こんなに便利になります!
📱 リアルタイム同期
MacとiPhoneで完全に同じプロセスを共有するので、どちらで作業しても即座に反映されます
🔄 作業の継続性
移動中も、待ち時間も、思いついたときにすぐ開発できます
🖥️ 複数デバイス対応
iPad、別のMac、友達のPCからでも同じセッションにアクセス可能
💾 状態の保持
ネットワークが切れても、作業内容は失われません
⚠️ 注意点(でも大丈夫!)
Macの電源について
- Macは常に起動している必要があります
- でも上記の設定をしておけば安心です!
ネットワークについて
- モバイル通信の速度によっては、少し反応が遅く感じることがあります
- でも普通の作業なら全然気になりません
バッテリーについて
- Macのバッテリー消費が少し増えるかもしれません
- 電源アダプタに繋いでおけば問題なしです!
🎉 まとめ
tmuxを使うことで、ClaudeCodeでの開発が場所を選ばなくなります!
今日からあなたも:
- 電車の中でアイデアを即座に実装 🚃
- カフェでのんびりコードレビュー ☕
- 旅行先でもちょっとした修正 ✈️
最初は少し慣れが必要かもしれませんが、一度覚えてしまえば手放せないツールになること間違いなしです。
では、モバイルで開発体験を楽しんでください!