Cursor の Notepads の使い方
Cursor の Notepads の使い方
Cursor の機能の中でも「Notepads」は、作業中のアイデアやコードスニペットを簡単に記録できる便利なツールです。この記事では、Notepads の基本的な使い方から、効率的に活用するためのコツまでをわかりやすく解説します。
Notepads とは?
Notepads は Cursor 内部に搭載されたメモ機能で、コードやタスクを一時的に保存する場所として使われます。この機能を活用することで、AI に参照させたり思いついたアイデアを即座に記録したり、プロジェクトを整理したりすることが可能です。
例えば、コードを編集中に重要な変更点や追加のタスクが頭に浮かんだとき、Notepads を使えばすぐにメモを残せます。これにより、作業の流れを止めることなく効率的に進められるのです。
Notepads の基本的な操作手順
- 新規作成:Notepads セクションの「+」ボタンをクリックします。
- 名前の設定:作成したノートに、内容が分かりやすい名前を付けます。
- コンテンツの追加:Composer や Chat と同じように、テキスト、コンテキスト、ファイル、その他の関連情報を自由に追加できます。
- 参照方法:作成したノートは、Composer や Chat 内で
@
を使って簡単に参照できます。
ノートには検索しやすい明確な名前を付けることをお勧めします。後から参照する際に便利です。
Notepads の作り方
Notepads は、Cursor のエディタ画面左サイドバーにある NOTEPADS をクリックすると作成できます。
Notepads の呼び出し方
Notepads を使用するのは非常に簡単です。以下の手順で呼び出せます。
Composer タブを開く Cursor のエディタ画面上部にある「COMPOSER」タブをクリックしてください。
@
コマンドを入力
Composer 内の入力フィールドで @
を入力します。利用可能なツールの一覧が表示されます。
@Notepad
を選択
一覧の中から @Notepad
を選びます。直接 @Notepad
と入力して Enter を押しても呼び出せます。
このシンプルな操作で、すぐにメモを取り始めることができます。
Notepads の基本的な使い方
Notepads を呼び出したら、具体的にどのように使うのかを見ていきましょう。以下は基本的な操作の例です。
メモを作成する
@Notepad
を呼び出すとメモ欄が開きます。ここに自由にテキストやコードを書き込むだけです。
設計ガイドラインの例
何を書けばよいのか?
公式によると、以下のようなものをメモ帳に書くことが推奨されています。
- プロジェクトアーキテクチャの決定
- 開発ガイドラインと標準
- 再利用可能なコードテンプレート
- 頻繁に参照する必要があるドキュメント
- チーム固有の慣習とルール
メモ帳に書いてはいけないこと
公式によると、以下のようなものはメモ帳に書いてはいけないとされています。
- 一時的なメモや下書き
- バージョン管理(git など)に属する情報
- 機密データまたは認証情報
- 頻繁に変更される不安定な情報
コードスニペットを保存する
メモ内にコードを記録しておけば、後からすぐに再利用することが可能です。
保存されたメモは Composer 内に残り、必要なときに簡単に確認できます。
Notepads を活用するコツ
Notepads を最大限に活用するための具体的なコツを紹介します。
1. タスク管理ツールとして使う
Notepads に日々のタスクを記録し、進捗状況をメモすることで、作業効率を上げることができます。
2. アイデアのキャッチボードとして活用
プロジェクト中に浮かんだ新しいアイデアや改善案を、即座にメモしておきましょう。後から振り返るときに非常に役立ちます。
3. コラボレーションに役立てる
チームメンバーに共有したいメモを作成し、そのままコピーして送信すれば、コミュニケーションの効率化にもつながります。
注意点
Notepads は一時的なメモに最適ですが、大規模なドキュメントや長期保存が必要なデータには適していません。その場合は別のツールを併用することをおすすめします。
Cursor の Notepads は、シンプルながら非常に強力なメモ機能を提供します。このツールを活用すれば、作業効率を高めながら、必要な情報をすぐに記録・参照できます。