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資格取得特化の英単語アプリ「WordSprint」

忘却曲線理論を実装したIELTS特化の英単語アプリ「WordSprint」を個人開発しました。Flutter + Riverpod + Firebaseで構築し、6,000語を収録。復習タイミングの自動最適化により、従来の単語アプリで挫折していた問題を解決します。

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アプリについて

忘却曲線を味方につける、IELTS特化の英単語アプリです。

あなたの記憶パターンを学習し、「忘れそう」なタイミングで自動的に復習問題を出題します。

覚えにくい単語ほど高頻度で。
定着した単語は間隔を空けて。

だから、6,000語を効率的に長期記憶に定着させることができます。


アプリのスクリーンショット

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開発の背景

僕は、既存の英単語アプリで3回挫折しました。

  1. 大学時代:毎日100単語を暗記しようとして、2週間で燃え尽きた
  2. 社会人時代:通勤時間に勉強しようとしたけど、1ヶ月で開かなくなった
  3. カナダのワーホリ:今度こそと思ったけど、やっぱり続かなかった

3回失敗して、やっと気づいたんです。

続かないのは、僕の意志が弱いからじゃない。
アプリの設計が、人間の脳に合っていないからだ、と。


なぜ「毎日100単語」は続かないのか

ドイツの心理学者エビングハウスが、1885年に発見した事実があります。

人は、学習した内容の約70%を24時間以内に忘れる。

つまり、今日100単語覚えても、明日には70単語忘れている。

じゃあ、どうすればいいのか?

答えは「忘れる直前に、もう一度見る」こと。

でも、ほとんどの単語アプリは「今日の100単語」を出すだけ。
いつ復習するかは、あなた任せ。

これでは、記憶が定着する前に忘れてしまう。
「やっても意味がない」と感じて、アプリを閉じる。
そして、挫折する。

これが、英単語アプリで挫折するメカニズムです。

用語解説

用語意味
忘却曲線エビングハウスが発見した、時間経過による記憶の減衰を示す曲線。適切なタイミングで復習すると記憶が定着する
SM-2アルゴリズムSuperMemoで開発された間隔反復アルゴリズム。学習者の回答品質に基づいて復習間隔を自動計算する
IPA発音記号国際音声記号。世界共通の発音表記法で、正確な発音を学習できる

Before → After

Before(従来のアプリ)After(WordSprint)
「今日覚える単語」だけ表示「忘れそうな単語」を自動で出題
復習タイミングは自己管理アプリが最適なタイミングを計算
覚えても翌週には忘れる長期記憶に定着する
同じ単語を何度も最初から弱点だけを集中的に復習
やっても意味がない感覚毎日「覚えてる!」を実感

5つの「これ欲しかった」機能

1. 忘れる前に、アプリが教えてくれる

エビングハウスの忘却曲線理論を実装。
「そろそろ忘れそう」なタイミングで、自動的に復習問題が出題されます。

手に入るもの: 1回覚えた単語を、二度と忘れない記憶力

2. 「間に合うかわからない」が消える

試験日を設定すると、現在の学習ペースから予想習得語数とスコアを算出。

「あと何語で目標に届くか」が、数字でわかります。

手に入るもの: 毎日の学習に対する確信

3. Writingの「言い換え力」が一気に身につく

"important"だけじゃない。
"crucial"、"significant"、"essential"、"vital"...

同じ意味の単語群をセットで学習。
IELTSのWritingで必須の「言い換え力」を、自然に習得できます。

手に入るもの: 試験官に「この人は語彙力がある」と思わせる表現力

4. 米国英語と英国英語、両方聞ける

ネイティブ音声を収録。IPA発音記号も完備。

IELTSのListeningは英国英語が多いけど、米国英語も出る。
両方に慣れておくと、本番で慌てない。

手に入るもの: 「この発音、聞いたことある」という安心感

5. 1日5分から始められる

100語×60Chapter構成。
小さな達成感を積み重ねる設計。

ストリーク機能で「今日もやった」を可視化。
バッジ機能で成長を実感。

手に入るもの: 「今日も続けられた」という自信


使い方(3ステップ)

  1. アプリをダウンロード - App Storeから無料でインストール
  2. 試験日を設定 - 目標スコアと試験日を入力すると、学習プランが自動生成
  3. 毎日5分学習 - 通知に従って復習するだけ。アプリが最適なタイミングを計算

3ヶ月後の、使用者の理想像

試験会場で、Readingの問題を開く。

「あ、この単語知ってる」
「これも、覚えた」
「この表現、WordSprintで見た」

Writingでは、同じ表現を繰り返さない。
"important"を使いたくなったら、"crucial"に言い換える。

Listeningでは、英国英語のアクセントに慣れている。
「何言ってるかわからない」がなくなっている。

その状態で、試験に臨める。

それが、WordSprintを3ヶ月使い続けた理想の結果です。


数字で見るWordSprint

項目数値
収録語数6,000語(IELTS頻出語を厳選)
Chapter数60 Chapter(100語×60)
1日の学習時間5分から
対応音声米国英語・英国英語 両方
発音記号IPA完全対応

料金

「まず試してから決めたい」という方のために、基本機能は無料です。

プラン月額特徴
無料0円基本機能・一部Chapter
1ヶ月680円全機能開放
3ヶ月590円/月13%お得
6ヶ月480円/月29%お得
永続版3,980円買い切り・永久利用

3ヶ月プランなら、1日あたり約20円。
試験のスコアが0.5上がるなら、安い投資だと思います。


技術スタック(エンジニア向け)

個人開発者の方へ。技術的な話をします。

アーキテクチャ

  • フロントエンド: Flutter(iOS/Android両対応)
    • Riverpod(状態管理)
    • Auto Route(ルーティング)
  • バックエンド: Firebase + AWS SAM (golang gin)
    • Auth(認証)
    • Firestore(データベース)
    • Crashlytics(エラー監視)
  • 課金: RevenueCat(サブスク管理)

技術選定の理由

技術選定理由
FlutteriOS/Android両対応を1つのコードベースで実現
Riverpod型安全な状態管理。Provider地獄からの解放
Auto Route宣言的ルーティング。ディープリンク対応も容易
Firebase認証・DB・クラッシュレポートをフルマネージド
RevenueCatサブスク管理の複雑さをラップ。両OS対応
Cupertino UIMaterialを使わず、iOSネイティブ感を重視

個人開発で学んだこと

  1. Freezedを使わない判断: パッケージサイズが肥大化して断念。手動でimmutableクラスを実装する方が軽量だった
  2. 車輪の再発明を避ける: 忘却曲線アルゴリズムを自作しようとしたが、SM-2アルゴリズムをベースにカスタマイズする方が効率的だった
  3. MVPを意識する: 最初からオフライン対応しようとしたが、MVP段階では不要だった。今は次期アップデートで対応予定

個人開発は、何を「やらないか」を決めることが大事だと学びました。


よくある質問

Q: 無料でどこまで使えますか?

基本的な学習機能と一部のChapterが無料です。全Chapter開放・音声再生・広告非表示はプレミアムプランで解放されます。

Q: オフラインで使えますか?

現在開発中です。次回アップデートで対応予定です。

Q: 既存の単語帳アプリとの違いは?

最大の違いは「復習タイミングの自動最適化」です。忘れそうなタイミングで自動的に復習問題が出題されるため、記憶の定着率が大幅に向上します。

Q: IELTS以外の試験にも対応していますか?

現在はIELTS特化ですが、TOEFL・英検への対応も計画中です。

Q: Android版はありますか?

現在iOS版のみです。Android版は2025年内リリース予定です。


ダウンロード

iOS: App Storeでダウンロード

Android版は2025年内リリース予定です。


最後に

3ヶ月前の僕は、「間に合うかわからない」と毎日焦っていました。

でも今は違います。

適切なツールを使えば、人間の脳は驚くほど多くの単語を覚えられる。

そのことを、身をもって知りました。

WordSprintは、僕自身が「こんなアプリが欲しかった」と思って作ったものです。

もしあなたが、過去の僕と同じ状況にいるなら。

1日5分だけ、試してみてください。

3ヶ月後、試験会場で「あ、この単語知ってる」と思える回数が、確実に増えているはずです。


開発者について

井上皓(フィリピン・セブ島在住)

  • カナダでのワーホリ経験からIELTS学習の課題を発見
  • Flutter歴2年、個人開発でアプリをリリース
  • Twitter: @your_handle

フィードバックや機能リクエストがあれば、ぜひ教えてください。
個人開発なので、すべてのご意見に目を通しています。

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