思考を分断するツールに、ずっと違和感があった|WeProcessを作った理由(noteからの抜粋)

要約
SESで100社以上の現場を見てきて感じた、ツールが「考える」と「実行する」を分断してしまう問題。マインドマップのノードをワンクリックでタスクに変えられる、プロジェクト管理ツールWeProcessを作った理由を、noteの記事から抜粋してまとめました。
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はじめに

QAエンジニアで、プロジェクト管理ツール「WeProcess」を個人で開発・運営しているつーつーです。

この記事は、noteに書いた「思考を分断するツールに、ずっと違和感があった」の抜粋版です。WeProcessを作った理由を、SESで100社以上の現場を見てきた経験から書いています。

ツール5つを使い分ける「優秀さ」の正体

ブレストはMiroで。タスク管理はJiraやBacklog、あるいはExcelで。構造整理はマインドマップなど。ドキュメントはNotion。進捗報告はスプレッドシート。組み合わせは多岐にわたりますが、どの現場でも似た光景を見てきました。

一見するとよくできたチームに見えます。でも実際に中に入ると、ホワイトボードで出したアイデアを、誰かがカンバンに手で書き写しています。マインドマップで整理した構造が、タスク管理に反映されないまま放置されています。「あのアイデアどこに書いたっけ」と、3つのツールを行き来する時間が生まれています。

ツールが増えるほど、「ツールを管理する仕事」が増えていきます。本末転倒なのに誰も疑わないのは、複数のツールを使い分けること自体が、仕事ができる人の振る舞いに見えるからです。

「考える」と「実行する」の間にある溝

もう一つ、ずっと気になっていたことがあります。思考のツールと実行のツールが、完全に分断されていることです。

マインドマップを描くと、全体構造が見えます。「よし、これでいこう」と思います。そして次にやることは、タスク管理ツールを開いて、一から入力し直すことです。この瞬間に、思考の文脈が切れます。

マインドマップの「この枝はこういう意図で伸ばした」という背景は、タスクのテキストフィールドには転写されません。優先順位の感覚も、空間的な配置が伝えていたニュアンスも、全部消えてしまいます。

だから、自分で作ることにしました

そこで開発しているのが、WeProcessというプロジェクト管理プラットフォームです。

「また新しいプロジェクト管理ツールか」と思われたかもしれません。その反応は正しいと思います。ただ、WeProcessが解決しようとしている問題は少し違います。

ホワイトボード、カンバン、マインドマップを、別々のツールではなく一つの思考空間として統合します。マインドマップで描いたノードは、ワンクリックでタスクに変換できます。ホワイトボードの上で自由に考えたことが、そのままカンバンのタスクとして動き始めます。「考える」と「実行する」の間にあった溝を、埋めたかったのです。

フレームワークは「学ぶもの」から「使い回すもの」へ

もう一つやりたかったのは、フレームワークを、知識として読んで終わりにするのではなく、テンプレートとしてそのまま使えるようにすることです。KGI/KPI/OKRや、認知バイアスへの対処法のようなものです。

WeProcessにはテンプレートマーケットプレイスがあり、誰かが作ったテンプレートを自分のプロジェクトにそのまま適用できます。自分が実務で磨いたフレームワークを公開して、他のユーザーから「いいね」をもらうこともできます。

ニュートンの「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。誰かの思考の上に立って、さらに遠くを見る。それが当たり前にできるプラットフォームを作りたいと考えています。

まず触ってみてください

無料プランから始められ、クレジットカードは不要です。マインドマップを描いて、それをタスクに変換する体験をしていただくと、この記事で書いた「思考と実行の溝」が何なのか、体感でわかると思います。

登録しなくても、公開ギャラリーでテンプレートの中身(ボード内のタスクまで)を読めます。率直なご意見も、お待ちしています。一人で開発しているからこそ、使う人の声が何よりのガイドになります。

リンク

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