
海外ATMの手数料情報が散らばっていて情報も玉石混同だったし総コストがわからなかったのでTravel ATM Costを作りました
海外旅行中、ATMで現金を引き出そうとして手が止まることがあります
画面には現地通貨で手数料が表示されていてそれが平均的な価格なのかボラれているのかわからないからです。
移動で疲れていたり国移動をしたばかりのオフラインでネットに繋がってないからとそのまま引き出すもののモヤモヤが残ってしまうこともありました。
また、ATMの画面に出ていた金額だけが実際のコストとは限りません。
現地ATMの手数料とは別に、カード側のATM利用料、為替コスト、海外事務手数料、DCC、海外キャッシングなら返済までの利息などが関係してくるとそもそも現金を換金した方が良いような気もしたりで悩んでしまいます。
AIで調べても正しい情報源もしくは最新の情報源で返答が来るかどうかはその時々です。また現地の公式サイトにあたって調べるほどの元気もないし調べたところでその時間があったら旅行を楽しみたいってなります。
ATMの前で見えている数字と、最終的に自分が払う金額には差がある。
この情報のギャップの差をまとめて確認するために作ったのが、Travel ATM Costです。
「手数料の安いATM」を調べても答えが出なかった
海外旅行前に、
「タイ ATM 手数料 安い」
「ベトナム ATM おすすめ」
のように検索したことがある人もいると思う。
私も海外へ行くたびに調べてきました。タイという日本人に大人気の国ですら情報がバラバラです。
同じ国でもATM運営会社によって料金が違う。固定額で手数料を取るATMもあれば、出金額に応じて変わるATMもある。同じ銀行でもカードブランドによって条件が変わる場合もあります。
さらにカード側の費用まで入れると話が変わります。
ATM手数料が安いからといって、最終的な支払額まで安いとは限らない。
逆に、1回あたりの手数料だけを見ると高くても、まとめて引き出した方が総額では安くなる場合もあります。
つまり、
「どのATMが安いか」ではなく、「自分のカードで、この金額を引き出したとき、結局いくらかかるのか」を知りたかった。
ところが、それを一度に比較できるものが見つからなかった。
それなら自分で作ろうということで実体験に基づいて作ることとなりました。
ATM手数料だけではなく、最終的なコストを見る
Travel ATM Costでは、
- 渡航先
- 引き出す金額
- 使用するカード
などを入力すると、利用できるATMごとの費用を比較できる。
現在はWise、楽天カード、エポスカード、三井住友カードなどの主要カードに対応していますがアクセスを見ながらラインナップは調整していこうと考えています。
比較するのもATM手数料だけではありません。
- 現地ATM運営者の手数料
- カード側のATM利用料
- 為替スプレッドや海外事務手数料
- DCCによる上乗せ
- 出金回数による固定費の差
などを含めて、「最終的にどのくらい負担するのか」を見る。
例えば100円安いATMを探すために30分歩くのか。
それとも、近くのATMでそのまま引き出すのか。
これは単純な最安ランキングでは決められない。
短期旅行なのか、長期滞在なのかでも判断は変わる。
Travel ATM Costで知りたいのは「一番安いATMの名前」より、その判断材料の方だった。
一番苦労したのは、計算より情報の鮮度だった
作り始めるまでは、各銀行のATM手数料を集めれば済むと思っていた。
実際には、ここがかなり難しかった。
海外ATMの料金は公式サイトに明確な記載がないこともある。旅行ブログには情報があっても、それがいつ確認された料金なのか分からない場合もある。
古い情報でも検索結果には普通に残る。
そしてATM手数料は変わる。
無料だったものが有料になることもある。
そこでTravel ATM Costでは、単に数字を登録するのではなく、
「その数字を、いつ、何を根拠に確認したのか」
も扱うようにしています。公式情報を優先し、定期的にチェックするようにしています。情報の新鮮さの指標もあるので古い情報の可能性を事前に知れます。
現在は47の国・地域を対象としてデータを確認しており、タイ、韓国、ベトナムについては特に重点的に検証しました。
数字を大量に集めることより、古い数字を「現在の料金」のように見せないことの方が重要だと思っています。
なぜ海外ATMのサイトを個人開発したのか
私はこれまで40カ国以上、100都市以上を旅行してきました。
世界一周もしたし、タイには約2年、ジョージアには約半年滞在しています。
それでも見知らぬ国へidousurutabini
「このATMの手数料はいくらで、カード側がいくらで、為替差がこれくらいだから……」
と計算することはあまりなく、現地にいる人に聞いたりして初めて良さそうなATMがわかるというレベルでした。
ですが毎回そんなことするのも面倒です。なのでATMにカードを入れる前に数十秒で確認できる形にしたかったです。
