
Phomemo M220 を Mac からBluetoothで使えるアプリ「Suru」を作りました
サーマルラベルプリンタ Phomemo M220 を、Mac から Bluetooth で繋げられる、無料のネイティブアプリ「Suru」を作りました。
よかったら試してみてください。
こんな人向け
- Phomemo M220 を持っている、または買おうか迷っている
- M220を Mac でワイヤレスで使いたい
- ラベルのデザインは Illustrator など別アプリで作るから、シンプルに印刷だけしたい
- 写真や文字をもうちょっと綺麗に印刷したい
- 細かな余白やレイアウトを自分で詰めたい
何が嬉しいか
ケーブルなしで印刷できる
Phomemo から公式に案内されている Mac での利用方法は USB 接続限定ですが、Suru を使えば、 Bluetooth (BLE) で繋がります。ケーブル不要で、机の上がすっきりします。
写真をちゃんと綺麗に出せる
サーマルプリンタは原理的に「白か黒か」しか出せないので、写真を印刷するときは「2 値化(ディザリング)」が肝心です。Suru では用途に合わせて 3 種類から選べます。
- Threshold:シンプルに閾値で白黒
- Floyd–Steinberg:写真向け、自然なグラデーション
- Atkinson:Mac クラシックなレトロ感
さらに「ドットゲイン補正」スライダーがあります。
サーマル印字は熱で点が広がるので、画面上の50%グレーが、用紙上ではかなり暗く出ることがあります。
これを事前に明るく補正することで、プレビュー通りの仕上がりに近づけられます。
用紙プリセットを自由に管理
組込のプリセット(40×30mm ダイカット、40×30mm 黒マーク、53mm 連続紙)に加えて、自分で好きな用紙サイズを追加できます。並べ替えも自由、よく使う順に並べておけます。
ダイカット/黒マーク(透明ラベル)/連続紙の 3 モードに対応しています。
テキストモードでラベル印刷も
フォント、サイズ、行間、揃え方を指定してラベルにテキスト印刷できます。
フォントは、Macにインストール済みのすべてのフォントを利用できます。
テキストモードでは、よく使うレイアウトをテンプレートとして保存できるので、住所ラベルや商品名ラベルなどを毎回設定し直さなくて OKです。
90 度回転にも対応しています。
また、純正iPhoneアプリでは、連続紙(レシート紙)に印刷する場合も事前に「縦幅」の設定が必要になりますが、Suruでは、印刷するテキストの量に応じて、自動的に用紙の縦幅を求めることができます。
日本語/英語対応
UI は日本語・英語の両方に対応。
Mac のシステム言語に追従するか、明示的に固定するか選べます。
ちょっと注意
- macOS 専用 です(Windows / iOS / Android 版はありません)
- Phomemo M220 専用 に調整してあります。他の機種は未検証ですが、もしかすると使えるかもしれません。
- 非公式アプリなので、Phomemo 社とは無関係です。何か問題が起きても自己責任でお願いします
- 用紙の物理的な制約上、連続紙では用紙の右端 約 2mm が印字できません。これは M220 のヘッド構造によるもので、Suru では左右の余白が均等に見えるよう自動調整しています
入手方法
Mac App Store で無料アプリとして公開中です!
Suru - Label Print
おわりに
アプリ名「Suru」は「刷る」から取っています。
シンプルに、印刷したい…「公式接続・アプリでちょっと不便だな」と思っていた部分を、自分が使いやすい形で作り直したアプリです。
同じように感じている方の役に立てば嬉しいです。