Cursor と Supabase MCP の接続方法とコマンド一覧

要約
管理画面 → Supabase の設定 → 個人用アクセストークン作成 → .cursor/mcp.json 作成だけで DB 接続できます。"--read-only" を最後につけるだけで、読み取り専用にできます
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Cursor と Supabase MCP を接続することで、Supabase のプロジェクトやデータベースに簡単にアクセスできるようになります。

Supabase MCP 接続

Supabase の設定ページ
Supabase の設定ページ

最初に、Supabase の設定にアクセスし、個人用アクセストークンを作成します。「Cursor MCP Server」のように、用途を表す名前を付けます。

次に、アクセストークン を以下の personal-access-token の箇所に置き換えて、プロジェクトルートに .cursor/mcp.json を作成します。

最後に、"--read-only" を付けることで、読み取り専用にできます。最初は、読み取り専用で試してみましょう。

このファイルを保存すると、左下にポップアップが出てくるので、Enable にします。

次に、Cursor Settings の MCP を開き、MCP Server が緑色に点滅しているのを確認します。これで、Cursor から Supabase に接続できるようになりました。

右横のスイッチが緑色に変わっている
右横のスイッチが緑色に変わっている

Supabase の接続状態を実際にチェックするために、Supabase のプロジェクト一覧を確認してみましょう。

Cursor のチャットで、接続できているか「list_projects」を使って確認してもらえば OK です。そして、以下に、コマンドをまとめました。

MCP Tools 一覧

Supabase MCP が提供するコマンド群です。

Tool 名説明
list_projectsアカウント内の Supabase プロジェクト一覧を取得する
get_project特定のプロジェクトの詳細情報を取得する
get_costプロジェクトの月間コスト(課金額)を取得する
confirm_cost操作前にコストを確認する(有料操作に対する安全確認)
create_project新しい Supabase プロジェクトを作成する
pause_projectプロジェクトを一時停止する(課金停止)
restore_project停止中のプロジェクトを復元する
list_organizations所属している Supabase Organization の一覧を取得
get_organization特定の Organization 情報を取得
list_tablesプロジェクト内のデータベーステーブル一覧を取得
list_extensions有効化されている PostgreSQL 拡張の一覧を取得
list_migrations過去に適用されたマイグレーションの履歴を取得
apply_migrationマイグレーションファイル(sql)を DB に適用
execute_sql任意の SQL 文を DB に直接実行する
list_edge_functionsEdge Function の一覧を取得
deploy_edge_functionEdge Function をデプロイ
get_logsEdge Function の実行ログを取得
get_project_urlプロジェクトの URL(Studio や API endpoint)を取得
get_anon_keyanon(公開用)キーを取得(公開 API 用)
generate_typescript_typesデータベーススキーマから TypeScript 型定義を自動生成
create_branchSupabase DB のブランチを作成(実験や本番用)
list_branchesDB ブランチの一覧を取得
delete_branchブランチを削除
merge_branchブランチをメインにマージ
reset_branchブランチの状態を初期化
rebase_branchブランチを最新の状態にリベース

Docs

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