Claude Code の期間限定プロモーションが始まりましたね
プロモーション期間は、2025年11月4日 9:00 AM PT 〜 2025年11月18日 11:59 PM PTで、この日時が来ると、未使用分のクレジットは失効します。
対象は Claude Pro または Claude Max の個人ユーザーで、期間中に加入した新規ユーザーも含まれます(Team / Enterprise プランは対象外)
Pro ユーザーには 250 ドル相当、Max ユーザーには 1000 ドル相当の追加クレジットが付与されます。これは API 料金換算のクレジットで、Claude Code(Web / モバイル版)のみで利用可能です。通常の使用量とは別枠で管理され、先にこちらのクレジットから消費されます。
MAX プランは 1000ドル分。普通に使ってたら絶対使い切れませんよ
ならどうするか?──記事を書かせて消費することにしました。
おそらく使い切れないので、記事を書いてもらうことにしました。2000文字の記事で 1ドルしか消費してなくて草です

そうだ!こうなったら、iOS アプリを作らせよう!
利用方法
- ブラウザで claude.ai/code にアクセス
- GitHub アプリ連携が必要
- クレジットは自動で適用され、UI 上で残高を確認できる
クレジットを使い切ると、自動的に通常の Pro / Max の利用枠に切り替わります。追加請求は発生しません。
Claude Code on the web の概要
Claude Code をブラウザ上から実行できる環境です。GitHub アカウントが必要です
Claude Code on the web は、PRO/MAX ユーザーが使えます。GitHub 以外のリポジトリ(GitLab など)は現時点では非対応みたいですね
Claude Pro / Max の使用量に従ってトークン消費するだけ(追加料金なし)で、並列タスクを多く走らせるほどレートリミットも増加消費
GitHub リポジトリをクラウド上の専用 VM にクローンし、Claude がコード修正・テスト・PR 作成まで自動で進めてくれます
ローカル環境がなくても作業でき、あとから CLI に引き継ぐことも可能なんですね
使う流れとしてはこんな感じ
- GitHub アカウントを接続
- リポジトリに Claude GitHub アプリをインストール(使うリポジトリのみ推奨)
- Claude Code on the web でリポジトリを選択
- コードを書かせる(Claude Code を消費する)
- コミット / PR を自動生成させる
(ここからはローカル側の作業)
- ローカルに git pull して npm run dev で動作確認
- 必要に応じて Claude に修正指示を出し、またコミットさせる
- 終わったらマージ
ローカル版とどう違うか
| 用途 | Claude Code(Web版) | ローカル環境 |
|---|---|---|
| コード生成・リファクタ・修正指示 | ◎ 得意 | △ 自分でやる必要あり |
| GitHub へのコミット / PR 作成 | ◎ 自動対応 | △ 手動 |
| 動作確認(npm run dev / rails s) | ✕ 不可 | ◎ できる |
| ブラウザ表示 / UIプレビュー | ✕ 不可 | ◎ 必須 |
| 依存関係インストール(npm i など) | VM 内で自動実行可 | 手元で自由に実行 |
| セッションを並列に動かす | ◎(複数同時OK) | ✕ |
| フロントの調整(CSS・UI微調整) | 不向き | 向いている |
| バックエンドの修正やテスト修正 | 相性良い | 最終確認は必要 |
どんな用途に向いているか
- 既存コードの調査やリファクタ
- 記事、ドキュメント作成
- バグ修正や小規模タスクの自動化
- 複数タスクを並列で走らせたいとき
- ローカルに clone していないリポジトリを編集したいとき
- バックエンド修正など、テストを書いてからコードを直す流れに向いている
それでは公式ドキュメントから、ポイントを要約しましょう
裏側で起きていること
- リポジトリを Anthropic 管理 VM にクローン
- 必要な言語ツールやパッケージは「標準イメージ」に事前インストール済
- ネットワークはデフォルトで制限付き(指定ドメインのみアクセス可)
- Claude はコードを書き、テストを実行し、結果を評価して修正を繰り返す
- 完了後、ブランチ push → GitHub 上で PR を作成できる
環境の仕様
- Python / Node / Java / Go / Rust / C++ など主要言語に対応
- npm, pip, cargo など一般的なパッケージマネージャが使える
- 独自セットアップしたい場合は “SessionStart Hook” でスクリプト実行可能
.claude/settings.jsonで依存インストールや環境変数を自動設定できる- ネットワークは「Limited / None / Full」から選択可
(Limited の場合、GitHub・npm など特定ドメインのみ許可)
セキュリティ
- 毎回 isolated VM 上で実行、ホスト側と完全分離
- GitHub 認証は専用プロキシ経由、アクセストークンは VM 内に直接渡されない
- 外部通信はプロキシ制御され、悪用防止・レート制限つき
- コードは VM 内で処理され、Claude が直接 GitHub に push する
ベストプラクティス
- セッション開始時に環境構築が必要なら Hook を使う
- 依存ライブラリやセットアップステップは
CLAUDE.mdに明記しておく - PR が自動生成されるので、レビュー前提で運用すると効率的
終わりに
使い心地は、快適です。フロントの確認が不要だったり、ある程度放置した状態で実装してよければありですね