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Net Salary - noteなどの手数料・手取り額の比較&計算ツール

note・tips・Brain・ココナラの各販売手数料を引いて、実際に残る手取り額を計算・比較できるツール。一覧を画像出力も可。

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はじめに

フリーランスでライターやエンジニアと、あれこれに着手しているせりぽよと申します。

基本的にはClaude Codeを主体としたコーディングで「これがあったら良いのになぁ」と思うツールをちまちまと開発している人間です。(本業は薬機法対応をメインとする美容ライター)

今回のプロダクトの名前は「Net Salary」直訳すると「手取り額」。

noteをはじめとして、有料コンテンツを販売できるプラットフォームは非常に多いですよね。

ジャンルに応じて適したプラットフォームがあるのは大前提ですが、有料コンテンツを販売する際は、どのプラットフォームでも手数料が引かれます。

じゃあ手数料が引かれて、自分の手元に残る金額はいくらなのか?

これがいまいち計算しづらいよね、と常々思っていました。

プラットフォームを好きに選べるジャンルであるなら、手取り額が多いに越したことはない。

でも、結局いくら残るのかわからない。

そんな、有料コンテンツを販売する人の地味すぎるモヤモヤを解消するツールとして作りました。

このツールを使うメリットは、販売価格の設定がしやすくなることです。

どのプラットフォームも公式サイトで手数料を掲載してはいます。

とはいえ「じゃあいくら残るの?」は正式受注時や案件クローズ後に分かる場合が珍しくありません。

「もうちょっと高い金額で出しても良かったかな……」と後から後悔しないよう、事前に金額設計を見直す。

そして、何人の人に買って貰えたらトータルで幾らになるのか。

これらを曖昧にしたままではなく、具体的に計算する。

それがこのツールの強みであり、利用するメリットと言えます。

こんな人におすすめのツール

Net Salaryは、以下に該当するような方におすすめのツールです。

  • noteやtips、brain、ココナラなどで有料コンテンツを販売したいけど、どのプラットフォームを選べば良いのかわからない人
  • 既にnoteやtips、brain、ココナラなどで有料コンテンツを販売しているものの、手数料を引いた上で最終的に自分の手元に残る手取り額から販売額を逆算したい人
  • 今後の方針としてnoteやtips、brain、ココナラなどで有料コンテンツを販売を予定している人
  • 「いくらで販売しよう?」と思った時に、何人に売れたら手取りがどのくらいになるのかを知りたい人

ユーザーの声

  • Quro様:
    「記事とプロダクト、拝見しました!
    素晴らしいですね...!!
    金額を入力するだけで、全プラットフォームの差し引き金額が表示されるなんて便利すぎます!」
    有料コンテンツ販売価格の手数料を引いた手取り額計算ツール「Net Salary」利用者の声

Discordより

  • くわばら様
    「使ってみました。いまこんなに決済方法があるんですね。。。キャリア決済の暴利がひどい!」
    有料コンテンツ販売価格の手数料を引いた手取り額計算ツール「Net Salary」利用者の声

Discordより

  • New様

https://twitter.com/new00emoji/status/1954462852510834740

https://twitter.com/new00emoji/status/1954463701286650215

開発経過

  • 2025/08/06:β版リリース
  • 2025/08/10:実際に使って頂いたユーザーの声をもとに機能調整開始
  • 2025/08/11:以下を実施
    • 販売価格で計算していたのを「売れてほしい本数(=買ってほしい人数)も追加し、トータルの額で計算できるよう機能を追加
    • 画像のうちBrainの振込手数料だけ赤字マイナスになっていたため黒字になるよう修正
    • 生成される画像のタイトルが入力した販売価格×本数になるよう調整
    • 複数回の計算を行ってもCanvas APIが最初の計算結果でしか画像を生成しないバグが判明したため、各計算で画像が反映されるよう修正

※もしかけ算バージョンになってないよ!という方はキャッシュの問題なようなので、シークレットモードか別ブラウザでご覧ください🙇🏻‍♀️‪‪

同じコンテンツ販売でもプラットフォームの手数料は全然違う

「これから有料コンテンツを販売していくぞ!」という方はnoteが頭に浮かぶ方が多いかもしれません。

もちろん、noteはシェアされやすく、使い勝手が良い販売プラットフォームです。

しかし、実は手数料が購入者の決済金額によって異なると知っていましたか?

noteはさまざまな決済方法があり購入されやすい反面、決済方法によって手取り額が変わってきます。

noteの販売手数料(決済手段別)

決済手段事務手数料の割合
クレジットカード決済5%
携帯キャリア決済15%
PayPay決済7%
Amazon Pay決済7%
noteポイントでの決済10%
PayPal決済6.5%

また、プラットフォーム利用料として、以下の金額も差し引かれます。

Net Salary は有料記事販売単体を想定した利用率10%で計算しています。

コンテンツタイプ利用料率
有料記事、有料マガジン、チップ(サポート)、メンバーシップ10%
定期購読マガジン20%

振込手数料も考慮すると、noteでは最低・最高で以下の手数料が販売価格から差し引かれた額が振り込まれると覚えておきましょう◎

項目最低料率最高料率
事務手数料(決済手段別)5%(クレカ)15%(携帯キャリア)
プラットフォーム利用料10%(有料記事等)20%(定期購読)
合計手数料15%35%
振込手数料270円270円

コンテンツ販売のプラットフォーム比較表

2025/08/11時点ではnote/tips/Brain/ココナラコンテンツマーケットの4つを対象として、手数料を引いた手取り額を比較出来るようになっています。

以下は、それぞれのプラットフォームの手数料を比較した表です。

プラットフォーム基本手数料振込手数料特徴
note5-15%(決済手段別)+ 10-20%270円決済手段により手数料が大きく変動
tips14%330-550円シンプルな料率、会員タイプで振込手数料が変動
Brain12%250円(税抜)最も低い基本手数料
ココナラ22%160円(3,000円未満のみ)最も高い基本手数料、高額時は振込手数料無料

何ができるのか

各プラットフォームの手数料は2025/06/08時点の公式発表に合わせたパーセンテージです。

機能は非常にシンプルで、たった2つだけです。

  1. 販売したい金額と売れてほしい本数を入力して「計算する」ボタンを押すと、note、tips、Brain、ココナラコンテンツマーケットそれぞれで販売した時に、販売手数料を差し引いて残る手取り額が表示されます。
  2. note、tips、Brain、ココナラコンテンツマーケットそれぞれで販売した時に残る手取り額を16:9の比率の画像で出力して保存できる。以上です。

各プラットフォームの手数料を引いた額の計算

たまに自分でも有料コンテンツを販売する際、特に何も考えずnoteで販売していたのが私です。

ですが、実際にふたを開いてみると、noteの手数料は決済方法によって異なります。

そのため、noteの手取り額は決済方法に応じて〇円~〇円と表示される設定です。

tipsやBrain、ココナラコンテンツマーケットは手数料が固定なので、noteよりも手取り額をイメージしやすいと思います。

一応補足として、各プラットフォームごとに1回あたりで発生する振込手数料も記載はしてあります。低価格帯で販売をはじめる場合は、振込手数料を意識してある程度売れてから出金すると良いですね。

v1.1.1で出力できるようになった画像

note・tips・Brain・ココナラコンテンツマーケットそれぞれで有料コンテンツを販売した際に、販売手数料を引いた手取り額を計算・比較できるツール。
v1.1.1でを人数をかけ算したタイトルが表示されるようアップデート

画像で出力して保存する機能(2025/08/06公開 v.1.0.0時)

note・tips・Brain・ココナラコンテンツマーケットそれぞれの販売手数料を引いて、実際に自分のもとに残る手取り額を計算・比較できるツール。
こんな感じの画像を出力&保存できます(改善済み)

canvas APIを使用し、計算用スクリプトで表示された結果を画像として保存できるようにしてあります。

実際、こういった計算系のツールって1回算出したら十分な方が多いと思います。とはいえ、後々で検討するようで簡単に情報を残しておきたい方も少なくないでしょう。

そのため、一応備忘録として保存したい方向けの機能として構築しました。

note、tips、Brain、ココナラコンテンツマーケットそれぞれの販売手数料や振込手数料をまとめた16:9の画像がワンクリックで保存できます。

(計算するボタンを押すと、見本画像がcanvas APIで作られた画像に差し替わるという地味なギミックあり)

このコードでは、format.jpgにタイトルとなる「〇円×〇本 販売時の手取り額」が描画されます。結構シンプルかなと。

上記のコードのような感じで、各プラットフォームごとの手数料や手取額も出力しています。

おわりに

今後は類似サービスとして、3大クラウドソーシング(クラウドワークス、Lancers、ココナラ)の手数料を比較出来るツールを作るのもアリかな~と考え中です。

本サービスにせよ、クラウドソーシングの手数料比較ツールにせよ、フリーランスや副業のような、個人でマネタイズしたい方向けのサービスに該当するかと思います。

とはいえ、現在開発中の薬機法リスクチェッカーというアプリのチェック精度も高めていたいので悩ましい。

CLIが普及した今、「こんなのがあればいいのに」が実現しやすくなったのは良いことですね。(もちろん事前知識やセキュリティ等々の考慮は必要)

今後もゆるっと開発していく予定ですので、よければizanamiやXをフォローいただけると嬉しいです!

https://x.com/seri_nonnon

noteやtips、Brain、ココナラに関するQ&A

地味に気になるシリーズとして、noteやtips、Brain、ココナラに関するQ&Aを掲載しておきます!

noteやtips、Brain、ココナラの最低販売額・最高販売額は?

  • note:100円~ 10,000 円まで出品可(noteプレミアムだと上限が100,000円まで上がる)
  • tips:100円~ 10,000 円まで
  • Brain:100円〜100,000円
  • ココナラコンテンツマーケット:500円~100,000円まで500円刻み

どのプラットフォームで販売すれば良いかわからない

SEO狙い&特にジャンルを問わないならnoteで良いかなと思います。ハッシュタグで拡散されやすい一方、ユーザーの決済方法によって販売手数料が変わる点だけ注意が必要です。

インスタやThreadsからの流入が多いのであれば、紹介(アフィリエイト)機能があるtipsやBrainが良いかなと。

ただし、Brainはアフィリエイト機能を使うと追加で12%の紹介機能利用手数料がかかるので注意。

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