tmuxのショートカットが覚えられない問題を解決するツールを作った
はじめに
tmuxを使っていて、こんな経験はありませんか?
Ctrl+bの後に何を押せばいいか毎回忘れる- ペイン分割のキーが
%なのか"なのか混乱する - zellijの直感的なUIが羨ましい...でもtmuxから移行するのは面倒
そんな悩みを解決するために、tmux-shortcut-helper を作りました。
tmux-shortcut-helper とは
zellijライクなモーダルキーバインディングをtmuxに導入するツールです。
主な特徴:
Ctrl+pでペイン操作、Ctrl+tでタブ操作といったシンプルなモード切り替え- 現在のモードで使えるショートカットをステータスバーに動的表示
- Rustで書かれた単一バイナリで依存関係なし
- 軽量で高速
デモ
モードに入ると、使えるキーがステータスバーに表示されます:
もう「あれ、ペイン分割ってどのキーだっけ...」と悩む必要はありません。
インストール
crates.io から(推奨)
ソースから
セットアップ
~/.tmux.conf に設定を追加します。詳しい設定はリポジトリのREADMEを参照してください。
設定後、以下でリロード:
使い方
キーバインディング一覧
| キー | モード | できること |
|---|---|---|
Ctrl+p | PANE | ペインの分割・閉鎖・移動・リサイズ |
Ctrl+t | TAB | ウィンドウの新規作成・閉鎖・リネーム・切り替え |
Ctrl+n | RESIZE | ペインのリサイズ |
Ctrl+h | MOVE | ペイン間の移動 |
Ctrl+o | SESSION | セッション操作(切断・一覧・リネーム) |
Ctrl+s | SEARCH | コピー/検索モード |
Ctrl+q | QUIT | セッション切断 |
操作の流れ
- モードに入るキーを押す(例:
Ctrl+p) - ステータスバーに表示されるキーを見て操作
ESCでモード終了
シンプル!
なぜ作ったのか
zellijのUIは本当に素晴らしいです。でも、既存のtmux設定やワークフローを捨てたくない。
そこで「zellijの良いところをtmuxに持ってこよう」と考えました。
- モーダル操作: 1つのプレフィックスキーですべてを覚えるのではなく、目的別にモードを分ける
- 動的ヘルプ: 今何ができるかを常に表示する
この2つを実現するだけで、tmuxの使い勝手が劇的に向上しました。
技術的なポイント
- Rust製: 依存関係なしの単一バイナリ
- 軽量: 起動が速く、リソース消費も最小限
- シンプルな実装: tmuxの既存機能を活かしつつ、ステータスバー表示を補助
おわりに
tmuxのショートカットを覚えられない問題、これで解決できるはずです。
ぜひ試してみてください!
リポジトリ:
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