
GWは満員電車とか渋滞にハマるより Vibe coding にハマりたい!
前提
- マシン: macOS Sonoma / MacBook Pro M3 Max
- 技術スタック: Next.js / TypeScript
- IDE: Cursor
- 主に利用したモデル: o3 Thinking
ユースケース
- 原因が明らかになっていないバグを修正するとき(直列でもほぼ100%正解の修正完了しそうなときはお金もったいないので使用を避ける)
- UIデザインを新規開発・改善したいとき
全体の流れ
- プロジェクトを 5 コピー
- Cursor を 5 ウィンドウ開く
- macOS のデスクトップ(Spaces)を 5 枚用意し、各ウィンドウを割り当て
- 各ウィンドウに同一プロンプトで修正指示
- ローカルポートをずらして同時起動
- シークレットブラウザで各ローカル環境を表示して動作を比較 → 最良ブランチだけ push
手順詳細
プロジェクト雛形を複製
Cursor を 5 ウィンドウに分割
- Cursor → File → New Window を 4 回実行(合計 5 枚)
- 各ウィンドウで File → Open… から project_00N をそれぞれ開く

macOS の Spaces を用意
- Control + ↑(Mission Control)
- 右上の 「+」アイコンを 4 回クリックしてデスクトップを合計 5 枚に
- 各 Cursor ウィンドウをドラッグして別々のデスクトップへ配置

ブランチと環境変数を準備
ブランチ名は fix/bug-1 〜 fix/bug-5 のように規則化。 どの案がどのブランチか一目で分かります。
Cursor に同じ修正プロンプトを投入
例: “ページロード時に TypeError: Cannot read properties of undefined が出る。 原因を調査し、ユニットテストを追加して修正して”
5 案がそれぞれ異なるアプローチ・パッチを提示してくれる。
ローカルサーバーを被らず起動
動作を比較して“コンペの勝者”を決定
ダメ案が出たら → そのウィンドウだけ プロンプトを調整して再試行。 再実行コストは最小限に抑えられます。
ベストブランチをリモートへ push
- 他 4 つのプロジェクトは git fetch && git checkout fix/bug-3 に切り替えて終了。
- 追加検証が必要なら 再度 5 並列で改良プロンプトを走らせるだけ。
まとめ
- 並列化 × Cursor は “プロンプト A/B テスト” に近いアプローチっぽい
- 人が 1 案ずつ試行錯誤するより 圧倒的に高速でナレッジも蓄積しやすい
- 並列実装のベストプラクティスには程遠そうなのでもっと使い込む予定です!
izanami初投稿の感想
記事書くの全然慣れてないですが、ボタンポチポチして要素を配置していく感覚が楽しかったです。 エディタ側を編集すると、Preview側のスクロールが初期位置に戻ってしまう現象を解消してくれたら嬉しいなと思いました😊