Cloudflare Workers と、XSERVERやムームードメインなどのDNS設定

要約
XSERVERやムームードメインで管理しているドメインをCloudflare Workers と結びつけるには、Cloudflareでドメインを接続し、表示される 2 つのネームサーバーを登録変更すると反映される
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他レジストラで管理しているドメインを Cloudflare Workers で使う際の設定は、思ったよりも分かりづらかったので、ここに正しい手順を共有します。

ネームサーバの切り替え

  1. Cloudflare ダッシュボード右上の「+追加」→「ドメインを接続する」を選択
  2. 「ドメインを接続する」画面で、既存のドメイン名(例:example.com)を入力 → 続行
  3. 「アクティベーションに進む」を押下
  4. ネームサーバー(xxxx.ns.cloudflare.com )2つメモ
  5. 他レジストラで上のネームサーバー2つ変更
  6. Cloudflare の TOP に戻り、該当ドメインをクリック → ステータスが「アクティブ」になっていることを確認
  7. Workers & Pages > プロジェクト > 設定 > ドメイン追加 > カスタムドメイン
  8. DNS に A レコードが既にあるとエラーが出るので、Aレコードを削除すればよい

数分〜数時間で Cloudflare がネームサーバー変更を検知し、ドメインは「アクティブ」になります

Cloudflare Workers 側の設定

  1. Cloudflare ダッシュボードの Workers > 設定 > 「ドメイン追加」をクリック
  2. 「カスタムドメイン」に使いたいドメイン名 (例: example.com) を入力
  3. DNS レコードに A や CNAME が残っていると、以下のようなエラーが出ることがあります

Hostname 'example.com' already has externally managed DNS records (A, CNAME, etc). Either delete them, try a different hostname, or use the option 'override_existing_dns_record' to override.

このエラーが出たら、DNSレコードのAを削除

タイプ名前コンテンツ削除対象
Aexample.comxxx.90.238.16削除
Awwwxxx.90.238.16(必要なら)削除

メールが受信できなくなったら

Xserverのサーバーパネル左側「サーバー情報」→「ホスト名」に表示される sv○○○.xserver.jp を使う

Claudflare で、MXレコードを svxxxx.xserver.jp で登録します。

これで、Cloudflare Workers 上でカスタムドメインを HTTPS つきで利用できるようになります

削除後は再度 Workers 側で「カスタムドメイン追加」を押せば、HTTPS 証明書が自動発行され、数分内に接続可能になります。

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